2025東大合格者ランキング 〜麻布高が残った!
(インターエデュ掲示板から(2025年3月12日現在))
いわゆる有名大学合格者ランキングは3月の風物詩ですが、最近は発表が早いですね。昭和の昔だと発表翌日に新聞の地方欄に速報で東大など国立大合格者の氏名が出るものの(今の時代は考えられない!)、高校別の合格者数全体は3月末の週刊誌集計でようやくわかるくらいでした。インターエデュの掲示板では合格発表当日には上位校の合否状況がわかるようになってきていて、びっくりしてしまいます。
さて今年注目していたのが麻布高校です。こどもがこの学園を選んだ最大の理由は「自由な環境」で、6年間満喫したと思います。自由でありながら勉学も頑張り、「7年制一貫校」と揶揄されながらも進学実績を出してきました。しかし、最近東大合格者数がじりじり減ってきているように感じられ、心配しておりました。2024年の入試では55人となり、1954年(昭和29年)以来70年(!)連続していた合格者数上位10傑からついに陥落するのでないかと危ぶまれていました。まあ東大合格は人生のすべてではまったくありませんが、注目される指標であるのは事実です。今年(2025年)は82人(3月12日現在)と回復しており、ほっとしたというところが麻布関係者の偽らざる感想でしょう。しかし、中学受験の麻布ボーダー偏差値は従来ほど高い状況でなく、今後入学する生徒の学内教育や新たな受験生の獲得で何らかの転換策を検討すべき時期でないかと思います。聖光学院、それから新興の渋谷教育幕張(渋幕)、渋谷教育渋谷(渋渋)の近年の上昇をみると、新しい教育法導入には確固とした効果がありそうです。自分の大学同級生でも息子を麻布に進ませた者は多く(開成より多いと思う)、「良い伝統校」という認識を共有しているので、期待しておりますよ。
しかし、インターエデュは麻布のみならず武蔵や桜蔭を叩きたい人がたくさん居て、読んでて辟易とします(もしかして中学受験で落ちたからかネ?)。大学受験で浪人したからといって、その後の人生に大した影響はないです。自分の経験から断言できます。現役で進んでも大学やその後の就職で失速・転落していく人も、幾らでもいます(いました)。その点インターエデュにたかるママ・パパたちはご自身に経験がないから、目を釣り上げるのでしょうね。女性ばかりでないが、鬼気せまる表情でパソコンやスマホ画面に食らいついている魔女、鬼婆が目に浮かびます!爪も研ぎまくってギラギラしてんじゃん?(嗤)誰が言ったか知らないが、大学受験は団体戦じゃない。在籍校の合格者数も合格率も本当はどうでもいい。要は自分の子どもがちゃんと学んで希望の道を歩めるかです。しかし、子どものことより先に、自分の現在について鏡でも見ながら考えたら?
今年の東大合格者で目立った変化は、都立日比谷高校と神奈川の横浜翠嵐高校の躍進でしょう。正直言うと3年制の公立校でここまで伸びるとは思ってなかった。ネットでは「「集計ミス疑うレベル」公立2校の東大合格数大躍進にネット衝撃」とか見出しが出てますが、率直にすごいと思いました。これにともなって「公立校の復権!」とかコーフンしてるコメントも散見されますが、それはどうかな?まず今は公立高校は学区制が廃止されて全県1区となった都道府県が多く、かつてのような公立高校の群雄割拠の状態ではないです。都立について言えば日比谷一強で、かつて多かった戸山高、新宿高、小山台高は沈んだままです。西高は日比谷とともに上昇機運でしたが、最近は頭打ちの印象を受けます。また、これらの高校在籍者なら知っていると思いますが、昭和の昔から公立進学校は大学特に東大・京大受験を見据えて、1年入学時から相当に猛烈な詰め込み教育を推進します(関西圏でも聞いたことあり)。そうでなければ、たとえば理系の数学や理科の勉強は受験までに間に合いません(一部の天才は除く)。横浜翠嵐高校にはこんなコメントが出てますが、私が聞いている話からも事実だと思います。
je*****
11時間前
翠嵐は知り合いが去年卒業しましたが、とんでもなく勉強大変らしいです。かなりスパルタだと。勉強だけでなく高校生活をエンジョイしたいならお勧めしないとまで言われました。その子は早大に進学しましたが、東大実績上げてきましたね。
学区がなくなって、翠嵐は場所がいいから各地の優秀層が集まってるのもあると思うけど、超進学校化してますね。
bit*****
10時間前
翠嵐ははっきりと東大進学を目指すための学校になっていて、東大へ行きたい生徒だけが集まってくるようになった。その分、他の県立の東大合格者は伸びてない。翠嵐への一極集中だ。
wse*****
10時間前
友達の子が通ってますが、こうやって合格実績が増えてるので行きたくもないのに東大東大東大って先生がうるさくて疲弊すると言ってました。
考えてみると、なぜ特定の公立高校に優秀な生徒が集まるのか不思議です。優秀な先生、名物教師がいることが多いが、そうでなかったとしても自然と集まる。旧制の一中だった高校が多くなるのは立地条件も影響しているのかな?
地方も大変みたいですね。北國新聞にこんな記事が出てました。
泉丘高から東大23人、京大34人 前期入試、合格者過去最多
3/12(水) 5:01配信
●石川、富山で「一強」
2025年度大学入試の前期日程で、泉丘高から東大に過去最多タイの23人(前年度21人)、京大に過去最多となる34人(同15人)が合格したことが11日、北國新聞社の取材で分かった。泉丘は石川、富山両県の全高校を通じて東大、京大合格者数がトップとなり、デッドヒートを繰り広げてきた富山中部を抑え、「一強」といえる躍進ぶりを示した。教育関係者は「泉丘には意欲的な生徒が集まり、切磋琢磨する環境がある」と指摘し、泉丘モデルの受験指導に手ごたえをつかんでいる。
長年、「教育県」として知られる富山県の富山中部、富山、高岡の「御三家」が東大進学で実績を挙げてきたが、「泉丘一強」を印象付ける結果となった。
今回、泉丘の合格者の内訳は東大が現役13人、浪人10人、京大が現役21人、浪人13人だった。
同校によると、2025年度入試から新課程に対応することを見据え、現3年生が1年時から教員がチームが組み、大学入学共通テストや2次試験の対策に取り組んだ。外部講師による講演など学習意欲を高める試みも実施。沖野信一副校長は「生徒はよく頑張ってくれた。チーム泉丘で取り組めた結果だ」と話す。
●富山中部を圧倒
石川トップの泉丘と富山トップの富山中部はライバルとして熾烈(しれつ)な競争を繰り広げてきた。東大合格者数では2020年度に泉丘15人、富山中部24人など「富山御三家筆頭」に軍配が上がる年もあるが、京大合格者は例年、泉丘が多い。
今回は泉丘が東大23人・京大34人の計57人、富山中部が東大18人・京大12人の計30人と圧倒。一方、富山中部は今回、泉丘にいない東大理科三類の合格者を2人出しており、教育県富山の意地を示した。
なんか、下剋上受験みたいでこえーな(苦笑)。僕らの受験時代、北陸では富山中部もそれなりに有名でしたがなんといっても金沢大学附属高校が断トツでした。通称「金大附属(きんだいふぞく)」と言うそうですが、今は
泉丘を含め、石川県内の高校からは東大計31人(現役18人)、京大計46人(同26人)が合格。金大附属高が東大7人(同4人)、京大4人(同1人)と泉丘に次いで多く、浪人生1人が京大医学科に合格した。
とのことなので、やや精彩を欠いているようです。金大附属高は入試の数学でエレガントな問題が昔は多かったです。
それにしても、一昨年(2023年)の出生数は72万人とのことで、右肩下がりに減っています。
(朝日新聞から)
僕らのころから見たら半分未満の数です。20年後くらいの日本の大学受験界は今とまったく変わった景色になっていると思います。果たして今の進学校がそのまま生き残れるか、なんとも言えません。大学もそうですが、自助努力が大切でしょう。
最後に一言。
「京大受かるマンさん、おめでとう!」
苦節何年かは申しませんが、本当に良かったですね。春からの京大学生生活を満喫してください。彼を見ると「数学を制する者は大学受験を制する」が正しいと改めて思います。ここまで頑張れたのも、数学の底力の支えがあったからでしょう。しかし、入学後は他の科目もしっかりやる必要ありですよ。
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