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日常考えたことを書きます

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盛岡駅「フェザン」地下の魚屋さん 〜美味くて安い!



またまた忙しい時期が巡ってきて、更新が途切れてしまいました。継続して同じ頻度でブログを書いていくのは、現役だとなかなか難しいですね!私の頭脳の調子がいったいいつまでもつか定かでないので、早く引退して自分がしたいこと(ブログを書くとか)に専念したいです。もっともそういう時間ができたらできたで、暇な時間をぼーっと無為に過ごしそれはそれで書かなさそう(嗤)。


 先月末、所用あって久しぶりに盛岡まで来ました。盛岡駅、最初に降りたのは2000年代に入ってからのある学会時と記憶します。新幹線でも仙台から盛岡がこんなに遠いとは知らなかった!大学時代、県立盛岡一高から来ていた友人がいましたが、同じ東北といっても仙台と盛岡はえらく違うのだなとその時実感しました。第二世界次大戦前ならその距離感の違いはもっと大きかったでしょう。宮沢賢治や石川啄木はこんな田舎の岩手県から仙台どころかわざわざ東京まで来たわけですが、現代と違って相当な覚悟をもって上京したことでしょう。


 閑話休題。そういうわけで盛岡に着くころには疲れてしまうので、毎回駅周辺の移動が多くなってしまいます。でも盛岡駅構内の売店はなかなか充実しており、仙台駅よりこぢんまりしててもなかなか良いです。特に気に入りなのが、「フェザン」と称する駅北側の構内商店街です。ここの地下1階にある「田清魚店」(「たせい」と読む)、私は土産や買い出しで毎回利用しています。市の中心方面ならもっと良いお店があるのでしょうが、この田清魚店フェザン店も小さいながらも充実しています。今調べたら、盛岡市内に本店があるチェーン店で、鮨屋なども経営しているようです。さて今回もホテルに荷物を置くや、早速行きました。夕方早い時間帯で観光客もちらほら混じる中、まだ結構種類があります。とにかく安い!そして北国特有の魚介がそろっています。どんどこ買い物籠に入れました。

さて別の店で、日本酒地酒も調達してホテルに戻り、広げます。じゃーん!


もう待てないので、早速いただきます。まずマツカワ(松川カレイ)。最近養殖も多いですが、これは天然もの。北海道産です。うまい!かすかに感じる脂とうまみの調和がいいです。失敗したのは、珍しいと思ってすぐメカジキもつまんだこと。生のメカジキは珍しくどんな味か試したかったのですが、脂が濃厚です。これもとても美味いのですが、その後マツカワに戻るとその繊細な旨みが消し飛んだ格好になってしまいました。寿司の注文と同じですが、あっさりから濃厚へと順次移すべきでした。そして生カキ。これ実は店内ではホヤのお刺身パックと並んでいて、冬夏同居です。ホヤも気を引かれましたが、今の時期珍しい生カキを購入しました。ついているレモン酢をかけていただきましたが、大粒のカキが7個も入っていて堪能しました!いやー、日本酒がぐびぐび進みました。あとはお寿司を2ついただき、満腹となりました。疲れていたので、その後はすぐバタンキュー!居酒屋に行くと雰囲気はあると思いますが、何せ最近はどこも高いです。それにホテル部屋なら眠くなったらすぐ寝られる。ちょっと雰囲気に乏しいですが、私は旅の際のホテル一人宴会、結構気に入っております。



追記

盛岡駅構内のショップ街の「フェザン」ですが、これフランス語の「pheasant」(鳥のキジ)かなと推測していました。今調べると、やはりこのフランス語のキジから来ており、由来はキジが「岩手県の県鳥」だからということでした。