ネマガリタケ 〜久しぶりに食べた
実は今回の旅行は私的なもので、秋田が目的でした。田沢湖付近を中心とした岩手県と近い内陸域で、乳頭温泉も巡りました。私が期待していたのは山菜料理です。特にネマガリタケ。もう50年以上前になりますが、高校の研修旅行で東北地方を巡った時、このネマガリタケを旅館の食事で初めて食べました。秋だったので当然生ではなく、瓶詰めと思われるネマガリタケでしたが、どこでも出ましたね。美味しくいただきましたが、新鮮なものはどんな味だろうとずっと思っていました。今回の旅行はまさに山菜出盛りの5月末だったので、行く前からのネマガリタケへの期待感は半端なかったです。
乳頭温泉巡り途中の昼食で、山菜てんこ盛りの料理もいただきました。
セリ鍋もセリが根まで新鮮で美味しかったです。
しかし、ネマガリタケは入ってない。ちょっと残念に思っていたのですが、帰りの田沢湖駅近くの土産物店に寄ったら、いろいろな山菜に混じってネマガリタケの袋詰めがありました!それも最後の一袋。すぐゲットしました。それが一番上の写真です。東京まで大切に持ち帰り、翌日お湯で茹ででいただきました。ちょっと良いマヨネーズを出して、剥いたネマガリタケを食べる、食べる。思っていたような笹の香りはなく、普通のタケノコと同じような感じでした。しかし薄緑色がかったきれいなネマガリタケはさくさくと良い歯触りで軽い甘味もあり、堪能しました。これがクマとヒトで争奪戦となる山菜か!今回の秋田行きの最大の目的を達成できて、満足しました。
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