函館の旅 〜レトロなのがよいのに
(ハリストス教会へ向かう坂)
函館、家族の評価はあまり高くないですが、私はとても気に入ってます。9月初旬の道南家族旅行で久しぶりに函館を訪れました。酷暑の本州と異なり、26度と涼しく助かりました。冒頭の写真はロシア正教のハリストス教会に向かう有名な坂で、今回撮ったものです。サンフランシスコの海に向かう坂にそっくりで、彼の地を懐かしく思い出します。そしてハリストス教会。
異国情緒たっぷりじゃないですか。そもそも函館は幕末のペリー来航で開港した港のひとつで、北海道ではいち早く発展した街です。しかし湾に向かう土地に平地が乏しく発展しにくかったのと、地形が災いする強風で何度も大火に遭いました。そのため広い平地に立地する札幌に抜かれ、そこと繋がる港の小樽にも抜かれて次第に静かな地方都市になりました。昭和末になると青函トンネル開通にともなう青函連絡船廃止も大きく影響しました。しかし、そのおかげで第二次世界大戦前を中心に古い建造物がそのまま残るところも多く、観光するには絶好と思います。函館の中心から少し離れた湯の川温泉に泊まりましたが、静かで鄙びており(鄙なのがいいのよ)、しかも広々とした温泉宿でとても良かった(小学校修学旅行生たちと一緒だったけど)。
(市電の「湯の川温泉駅」)
こどもたちに「将来函館移住も是非考えてね!」と提案しても、反応なし。「やだ、地味すぎる」だって。そうかね?札幌はモダンで垢抜けているけど、長く住むならこういう静かな町の方がいいと思うのだが?それにかの有名な「ラッピ」がある(ラッピ→函館ローカルのハンバーガー店「ラッキーピエロ」)。インバウンド観光客も札幌や京都と違ってずっと少ないし、良い温泉もある。帰りの市電は一部木造超レトロ車体だった!もち冷房なし。
最後に函館駅で札幌行き特急「北斗」に乗る前に買った「鰊みがき弁当」。隣りのパック串は同じく函館駅名物のハセガワストアの「焼き鳥」(→実際は焼き豚ね)。
で鰊みがき弁当の中身
これね、超美味しいです。昔から有名な函館の駅弁ですが、デパートなどでの駅弁大会に出ているのは見たことがない。ここでないとまず食べられないのでないか(註:調べたら時々出展あるらしい)。ここ10年で大分高くなってしまったけど、身欠き鰊の煮物と数の子が豪華に載っています。そしてご飯がしっとりで冷えてもすごく美味しい。これポイントが高い。函館いい街なのになあ。私の友人でも退職後に東京に住みながら、週3日函館の病院でパート勤務している者がいます。いっそ私が移住しようかな。ゆっくり思索するのにちょうど良さそうな街です。子どもは先週また函館に戻り、病院実習を始めました。1ヶ月の滞在とまことにうらやましいです。
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