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日常考えたことを書きます

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「あのおんな、いいXXだな」 〜朝から爆笑!

ポワール

(「いいXXをした土偶」 ギリシャ・キクラデス諸島出土 紀元前5千年頃)


読売の「小町」、今朝の通勤電車で読んで思わず笑ってしまいました。「爆笑」と書いたけど、グハハハ!と笑う訳にもいかず、ニヤニヤする程度ですけどネ。前に立ってた女子高生は、「気持ちわりーオッサンだな」ときっと思ったに違いない!その内容です。

不適切で恥を知るべきはどちらだと思いますか?

麗衣


20代女です。ランニングの最中に暴言を吐かれて悶々としています。交差点で、その場で駆け足の状態で信号待ちをしていた時です。同じく信号待ちで、隣に停まった車に乗っていた人が、私に対して不適切な発言をしました。

あの女、いい臀部だな

と助手席の男が運転席の人に向かって言うのを聞きました。

臀部と書きましたが、実際はもっと卑猥な言葉です。

ここでは書きたくありません。私は非礼や不正が許せず見過ごせない性質なので、すぐに言い返しました。

お兄さん!恥ずかしくないですか?不適切な発言は慎みましょう。恥を知りなさい!

そうしたらオウム返しのように、茶化すような口調でこんなことを言われました。

お姉さん!恥ずかしくないちゅか?不適切な格好は慎みまちょう。恥を知りまちょ!

こんなことを言われたのは初めてだったので呆気にとられて、二の句が継げませんでした。そして、私が唖然としている間に信号が変わって車は走り去っていきました。


このことを帰宅してから母に話すと「その言葉もその格好も、どっちもどっちね」と言われました。母は何でも受け止めてくれる人だったので、この発言にも愕然としました。私の格好は、スポーツレギンスにタンクトップです。この格好でランニングをするのは、これが最も機能的だからです。身体のラインが露にはなりますが、鍛えていますので人に見られても恥ずかしくありません。不適切で恥を知るのはいずれか?

みなさんのご意見を聞きしたいです。

ま、「あの女、いい臀部だな」はもちろん

「あの女、いいケツだな」

に決まっとる罠。きりきりと眉を吊り上げる麗衣さん。しかし、そのブチ切れに

「お姉さん!恥ずかしくないちゅか?不適切な格好は慎みまちょう。恥を知りまちょ!」

と即座に返すとは、なかなか女性扱いに慣れてそうなにーちゃんだナ!


 しかし、お母様が仰るのはもっともなことだと、私も思います。さてどういうコメがつくでしょうか?

 あなたはほんとに悪くない


気にしないで!

好きな服着て!

綺麗な筋肉は素晴らしいよ!

当然相手が悪いです。

もう一回言います。

好きな服着て!

これは「ごくごく一部の意見」でした。大半は

 不適切でハズイ

ゆこ


車のお兄ちゃん達は、不適切で失礼ですけど、フツーと言えばフツー

私も、そう言う言葉は許したくないし、不快ですよ

連れ込まれたり、変なことされなくて良かった パツンとしたレギンス履いていたら、前の大切なところの形も見えてしまうのでは?街中はジムやトラックなどと違います 危ないから街中を走る時はショートパンツなど履いてください

私も普通のスポーツウェアで街中を走っていたら、追いかけられたことありました 体型に自信有る無しではなく、女性が走っているだけで危険な時が有ります ましてや、タンクトップにパツンレギンスは危険

 紳士ばっかりじゃないよ

お気をつけあそばせ


お怒りごもっともですが、お母さまのご助言を大事になさったらどうですか?実際にみていませんが、自宅内でokなヨガウェアでも、街中で見るとおーっとなるときもあります。そういう若い女性がたまにいて、きれいだし平気なんでしょうけど、車からおじさんたちがガン見してました。そりゃやっぱりみますよ。冗談もいいたくなる。なんか言われても、フンって、相手にしなきゃよかったわけで・・・。

トピ主の言葉はまさにブーメランのように戻ってきたわけですね。

これらに尽きます。しかし、中には以下のような

 真反対

ボビコ


アメリカ在住歴が日本に居た年月より長くなったからでしょうか?バリバリ50代のオバチャンですが皆とは真反対の意見ですね。

相手が悪い。

まあ、でも日本ってそういう国ですよね。自己主張が強くて出る杭は打たれる派の人は嫌がられる。だから私も日本を出たのですが、と言ってもアメリカもとんでも無いですけどね。

トピ主サンは二十代、まだ、もうちょっと尖ってても良いんですよ。でも日本では大変でしょうね。

 海外在住の女性ランナーです。

ゆう


もしかしてトピ主さんも海外に住んでた人ですか?

トピ主さんのいでたちは、ランナーとしてごく一般的と思われている国に住んでます。

なんなら上はスポブラだけとかもっと露出の高いランナーもいます。女性ランナーに卑猥な言葉をかける人が稀にいたとしても、そちらがおかしい人という認識です。

(1)セクハラ発言について。

誰がどんな格好をしていようがセクハラしていいにはなりませんから、もちろんそのオッサンが悪いです。いやな思いをされましたね。

「そんな恰好で歩いているから」と被害者に非がある発言をかけるのは、もう昔の話になってきていると思っていましたが

皆さんのレスを見ていると、「ああまだ日本ってまだまだこんな感じなんだな~」と思いました。

女性がどんな服装をしていようが心の中で何を思ってても、口に出して投げかけていい理由にはならないです。


(2)レギンスについて

ファッションや服装は時代や国によって違います。今の女子高生の履いてる短い制服のスカートも、昭和の時代まで遡ったら「卑猥」と言われていたでしょう。

今の日本ではタイトなランニングレギンズは「体のラインが出て恥ずかしい」と認識する人が多いようです。

私の住んでる国では朝の公園や道端にレギンス履いてる女性だらけです。

痩せてる若い女性だけじゃなくていろんな年齢体型の人が履いてますから、ごく一般的な恰好です。

日本は特に人の恰好や目をすごく気にする社会ですから、良いとか悪いとかではなく、これが現実なのだと受け止めるしかないです。日本も多様化が進んでいますから、これから10年ぐらい経ったら変わってるかもしれません。

ちなみに日本人女性ランナーのよく着ているお尻のラインをカバーするスカートみたいなショートパンツはむしろ少数派でこちらであれを見かけると、日本人だなと逆にわかるぐらいです。

いやな思いしたと思うけど、元気出してね。

出たな〜「意識高いワタクシ」の帰国子女系。何処の国に住んでたって、男の考えることは変わりねーんだよ。おかしいかどうかは貴女が勝手に思うことで、相手に関係ない。こういう半可通女は、襲われた時「自分が悪かった」と観念してくださいね。


時々いますね

ケッツ


時々どうしても見て欲しがる人いますね。

季節替わりは気持ちを抑えきればいいのでしょうか?

相手が悪かったですね。

もっと主様のタイプなら良かったのにね。

恥を知るのは貴方だと思います。

つまり、乱倫女は身を鎮めよと。こういう妄想系の勘違い男は必ずいます。


 あなたは何も悪くありません

ヒロ


>不適切で恥を知るのはいずれか?

あなたは何も悪くありません

ですから、このレスにたくさんある意見のように、どっちもどっちだとは私は全然思いません あなたはランニングのための機能的な姿で走っていたに過ぎず、何ら法律やマナーに違反していたわけでは全くありません

当然、そんなことを見ず知らずのあなたに対して発言した男が全面的に悪く、恥知らずはその男たちです


>「あの女、いい臀部だな」と助手席の男が運転席の人に向かって言うのを聞きました。

実際にはもっと卑猥な言葉だったとのことですが、すぐ隣の近距離のようですから、それはあなたに聞こえるように意識して言ったとも考えられます そんな卑猥な言葉を、相手に聞こえるような近距離で言ったのですから、非礼にもほどがあります


私は男性ですが、あなたのように町の中をランニングしている女性を見かけたら、とても格好良く思うでしょうし、憧れるでしょうね

>私は非礼や不正が許せず見過ごせない性質なので、すぐに言い返しました。

「お兄さん!恥ずかしくないですか?不適切な発言は慎みましょう。恥を知りなさい!」

あなたのそういう性質には敬意を表しますし、この発言の内容自体にも同意します ただ、あなたのような女性に憧れている私から一つお願いがあるとすれば、ご自身の身を守るためにも是非、トラブルをさらに悪化させる言動には気を付けた方がいいということです

そんな下らない男の発言は無視して、さっさと離れて立ち去った方が良かったと思うのです

このおじさん長々書いてるけど偽善者です。「あなたのように町の中をランニングしている女性を見かけたら、とても格好良く思うでしょう」と「いいケツだな」のどこが違うの?


 冒頭の写真の土偶は新石器時代とのことなので、ホモ・サピエンスとしての動物種の我々は、昔からそういう風につくられているとしか言いようがない。もし、男が女を見て、ここのおにーさんみたいに「いいケツだな」のド助平な劣情に一切ならないとすれば、100年後人類は確実に滅亡しております、はい。ま、地球環境の保全にはそれも良いけどね(嗤)。


 ところでこの「小町」を紹介したのは、日経のコラムにこの「麗衣さん」とほぼ同じことを書いている人物が居たからです。引用します。

責める相手を見誤らぬ世に 

脚本家・吉田恵里香さん


夏が来ると思い出すことがある。

中高生の頃、ローライズなスキニーパンツが流行(はや)った。パンツだけでなく全体的にボディーラインが際立つものが主流だったように思う。あの日、母の仕事の手伝いをしに行った時も、私は好んでぴったりしたスタイルに身を包んでいた。さっさと手伝いを済ませたくて、店外から窓の高い部分を拭いていると、通りすがりの老婦人がため息交じりに言ってきた。

「そりゃあ痴漢がなくならない訳ね」

最初は自分に向けられた言葉とは分からなかった。

「お・な・か!」と、語気を強めて下半身を指さされて、やっと私は気づいた。

窓を拭く為(ため)に背伸びをしていた私は、腹部が露出してしまっていたのだった。身だしなみを整えて頭を下げると老婦人は不機嫌そうに去っていった。若かりし私は、まだ瞬時に怒る訓練も怒りを言語化する鍛錬も積んでおらず、怒りが湧いてきたのは拭き掃除を終えてからのことだった。

「私が謝る必要あった?」「服装と、襲われることって何か関係ある?」

この出来事は、時々記憶の引き出しから顔をだし、言い返せなかった自分への苛(いら)立ちと後悔の気持ちを湧き上がらせる。


老婦人の物言いはさておき、若かりし頃の私は沢山(たくさん)の忠告を受けてきた。

「夜遅くに出歩くな」「1人で飲みにいくな」「人通りのない道を通るな」「1人でボランティアに行くのは危険」「変に目立つな。逆恨みされる」

その忠告は全て「女性を狙ったトラブル・犯罪に巻き込まれない為」のもので、その多くは「性犯罪」をさすものだ。【良かれと思っての忠告】で、私だけでなく、多くの女性たちの行動は制限されてきた。忠告を受けた大半の女性たちは自衛を強要されることにモヤモヤしつつも従い、何かを諦めてきたのではないだろうか。だって私たちの日常は性犯罪と隣り合わせで、大半の女性は今まで何かしらの被害に遭っているから。もちろん性犯罪の被害に遭うのは女性だけでなく性別関係なく起こり得る。だが、残念ながら女性が被害に遭う数の方が圧倒的に多いのは事実だ。


どんなに気を付けようが満員電車で痴漢に遭ったり、プールでは体形を嘲笑されたりする。若い頃、私は水中で水着のお尻部分をひっぱられたりもした。階段ではスカートを覗(のぞ)かれて、ナンパされてしつこく後をつけられたりするし、公衆トイレではカメラなどがないかを確認しないといけない(何をどこまで気にするかは人それぞれですが「私はこんなことまで気にしない」「私はこんな目に遭ったことはない」は他者を傷つける可能性があるので気を付けていきたいですね)。


何が言いたいかと言うと、自衛していてもこれなのだ。


人生の多くの選択肢が性犯罪者の為に制限されて腹が立っても、自分の体が実際に傷つけられるよりはマシだと納得させて従うしかない。それに、この社会はいつでも性犯罪者に甘く、性被害者に厳しい。どう考えたって、自衛していようがいまいが悪いのは性加害をした犯罪者側なのに、なぜか彼らの行動は擁護される。被害に遭った人たちが勇気をもって自分の被害を訴えても、なぜか「自衛しなかったのでは?」と疑われる。そして少しでも怠った事実が判明すれば、自己責任論を振りかざされる。忠告は非難や誹謗(ひぼう)中傷に代わっていく。「夜遅くに出歩いたから」「変な格好でいたから」「旅に出たから」


と、「ひどい目に遭うと分かっていたくせに」と責められて二次被害を受ける。かろうじて残っていた尊厳までも打ち砕かれるのだ。傷ついた人を救ってくれない社会だから被害を受けても口を閉ざす人が大勢いることも無理はない。泣き寝入りさせられた被害者たちの傷や日々襲うバックラッシュを思えば、二次被害がある中で声をあげろだなんて言えない。


でも口を閉ざすことで心が癒やされる訳ではないことも、私は知っている。20年前に言われた一言でさえ、未(いま)だに心が削られるのだ。些細(ささい)な不快な出来事が、一個一個積み重なり、ふとした時に淀(よど)んだ苦い感情が体中に広がり耐えられなくなる。苦しんだ末に苦しみを口にしようものならば「いつまで根に持つ?」とか「いい年して大袈裟(おおげさ)」とか突き放される未来も容易に想像がつく。声をあげてもあげなくても、どっちに転んでも苦しむのだ。

だからこそ私たちが寄り添うべき相手は明白で、私たちがどんどん声をあげていかねばならない。どんな行動をしていても被害者に非はないし、どんな境遇や理由があっても性加害した人物を許してはならない。忠告で誰かを縛る前に、問題の根幹に目を向けていく世の中になることを心から願っている。

よしだ・えりか 1987年神奈川県生まれ。脚本家。代表作にNHK連続テレビ小説「虎に翼」や、向田邦子賞を受賞した「恋せぬふたり」など。

吉田恵里香さんが脚本を書いたNHK朝ドラ「虎に翼」は女性解放の視点で良いドラマだと思ったけど、本人がこういう無鉄砲なフェミニストだとは知らなかった。しかし、こういう思考から抜けられない女性は一定数いるみたいです。なんかヒトの遺伝子には「女性に性的に危ない行為を無自覚にさせる思考回路の遺伝子」が存在するのでしょうか?そうなると強制性交による乱交になって、繁殖速度が増すのだろうか?生物進化の観点から、ちょっと興味があります。ヒトが他の動物と大きく違う点のひとつに、「特定の繁殖期がない」を挙げられます。つまりヒトは四季に関係なくのべつ幕なし発情し、セックスしてます。類人猿は性周期が数ヶ月ごとに来るのが多いですが、繁殖期はそこだけです。唯一ボノボ(ピグミーチンパンジー)だけがヒトと似たような性的接触を始終おこなうけど、それとてヒトほど濃密ではない。性周期の制御には間脳視床下部が重要ですが、性欲の制御は主に大脳前頭葉・側頭葉にあります。ヒトは進化的に脳がどういう変化を遂げたのか知りたいです。

日常考えたことを書きます