(芥川賞受賞当時の石原慎太郎 良い背広着てるナ) 「「私」という男の生涯 」〜母親は子供のおちんちんの成長を称えよ 「「私」という男の生涯 」〜小樽と湘南高校時代 「「私」という男の生涯 」〜作家・政治家として 「「私」という男の生涯 」〜ヨットそして死 石原慎太郎は一橋大法学部に進みますが、所... 続きをみる
大学受験のブログ記事
大学受験(ムラゴンブログ全体)-
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「学歴狂の詩(うた)」 〜関西の大学受験界がわかる 数痴と受験数学 いやー、こんな本が随分前に出ていたとは全然知りませんでした。読んで思ったのは、以前紹介した佐川恭一の「学歴狂の詩(うた)」はまさにこの本のスタイルを真似したものであることです。語り口がそっくりです。 ただこの本を読むと宇治原史規... 続きをみる
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パリにあるルーブル美術館、有名な美術品がたくさんあります。筆頭は「モナリザ」でしょうが、「ミロのヴィーナス」「サモトラケ島のニケ」などの彫刻群も有名です。その他絵画も沢山ありすぎて、すべてをここで語ることは無理です。フランス留学中何度も行きましたが、もしこの美術館でもっとも感銘を受けたものを挙げよ... 続きをみる
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「死の貝」 〜先人達の献身的努力に脱帽 今医学部で寄生虫学講座(分野)を維持するところは非常に少なくなりました。日本の場合、アニサキスとか特定の寄生虫を除いて感染例が少なくなっており、学問としての重要度が相対的に低くなっているせいでしょう。感染症とか免疫関係とかの研究領域に吸収・包含されるところが... 続きをみる
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このNHKBSで放映された京都を舞台とした連作ドラマ、後継作はもう出ないでしょう。何と言ってもシリーズ最初から主役をずっと張ったヒースロー先生を務めた団時朗が2023年亡くなったことが大きいです。同志社大学をもじった「洛志社大学」の文化人類学教授を務めるエドワード・ヒースローは訳あって母国イギリス... 続きをみる
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医学部合格者の模試偏差値分布 〜実態をよく反映している河合塾の分析 「京大芸人」 〜だれもがロザン・宇治原になれる訳ではないが 佐川恭一氏はまったく知らない作家ですが、偶然彼が自分の受験経験をもとに書いた「 学歴狂の詩(うた)」という連載随筆を読みました。うーむ、 「人はなぜ学歴に狂うのか――受験... 続きをみる
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日経のコラムシリーズ「受験考」は受験に関係する予備校や中高の教員がリレーで書いています。今週はこんな記載がありました。引用します。 変わる共通テスト 模試が過酷に、受験生消耗 既卒生のリサ(仮名)が疲労困憊(こんぱい)した様子で、なかなか授業に身が入らない。理由を聞くと「昨日の大学入学共通テスト模... 続きをみる
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今朝の読売1面トップは「早稲田大の入試中に問題がSNSで流出」で、「おっ!」と思いました。またカンニングか。入試も一段落したこの時期に公表に踏み切ったと思いますが、今のところ読売新聞の独占スクープのようです。引用します。 早稲田大の入試中に問題がSNSで流出…「スマートグラス」で撮影、受験生を容疑... 続きをみる
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前回と同じく東洋経済の記事「医学部受験の現実、親子関係や「入試成績と医学部成績に相関なし」の内実、18歳で勤務地決める「地域枠」にも賛否」から紹介します。今回はこの記事のメインな内容「医学部入試の地域枠」の部分で、医学部専門予備校エースアカデミーを主宰する⾼梨裕介氏のコメントを引用します。 医学部... 続きをみる
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医学部受験「入試成績と医学部成績に相関なし」〜そうではあるが
東洋経済の記事です。医学部受験の今に関したいろいろな問題を取り上げていました。一部を抜粋します。茨城県立中央病院の名誉院長を務める永井秀雄氏のコメントです。 入試の成績と医学部での成績に相関はない 私の実感では、入試の成績と医学部6年間の成績は無関係です。以前、ある大学の調査結果を示してもらったら... 続きをみる
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東郷町長辞職 〜東郷式管理教育のなれの果て(1) 東郷町長辞職 〜東郷式管理教育のなれの果て(2) 東郷町長辞職 〜内藤朝雄氏の記載を読んで 再びアンサイクロペディアの「東郷高校」の項目から引きます。 かつては非常に厳しい学校であり、「軍隊学校」と言われるほどであった。「厳しい高校ランキング」とい... 続きをみる
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東郷町長辞職 〜東郷式管理教育のなれの果て(1) 東郷町長辞職 〜東郷式管理教育のなれの果て(2) 東郷町長辞職 〜内藤朝雄氏の記載を読んで 読売新聞と朝日新聞の記事から引用します。 育休1年取ったら殺すぞ」愛知・東郷町長、町議会全員協議会で辞職意向表明…ハラスメント行為指摘受け 愛知県東郷町の井... 続きをみる
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最初に「まいどなニュース」って、何かな?関西系の柔らかいメディアだそうですが、何かよくわからんな。こんな記事を載せています。 「庶民の状況分かってるのか」と批判相次ぐ 慶應義塾長が国立大の学費増額を提言「年55万→150万に」 文科省の会合で 文部科学省・中央教育審議会大学分科会の「高等教育の在り... 続きをみる
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日大元副学長が医師法違反か 〜相変わらずガバナンスがない1 林日大理事長を提訴する沢田副学長 〜いい加減にしろ!(1) 高山忠利氏については、謝罪会見の写真もありました。日大医学部長の時代です。BuzzFeedの2018年の記事です。 日大医学部の不正入試、裏には同窓会の存在 医学部長が語った「私... 続きをみる
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大谷翔平の苦衷 〜24億円も大きい損害だが 水原一平の無間地獄 〜賭けにのめり込む人 身近にいる「水原一平」 〜誰にでも起こりうる事件 普段付き合っていたひとに欺される。前回書いたように、とても苦しいというか憤りとともに悲しみが混じり合った複雑な感情になるだろうと思います。水原氏がその欺しをした理... 続きをみる
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「東大蹴って医学部ってあり?」現役医学生が語るリアル CASTDICE東大or医学部 迷ったらどっち? 〜CASTDICE Medicalから 本日医師向けサイトにこれまたたまたまこんな掲示板が立っていました。 「開成高校から東大理一慶応医合格するも」 数学・物理が極端にできる高校生は医師では無く... 続きをみる
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読売新聞の論壇「あすへの考」で、今回は慶應義塾塾長の伊藤公平氏です。伊藤氏は慶應を幼稚舎(小学校)から過ごすいわば慶應の生え抜きですが、理工学部の大学院卒業後1992年カリフォルニア大学バークレー校より修士号(材料科学)取得、1994年同カリフォルニア大学バークレー校より博士号(材料科学)取得とア... 続きをみる
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旧帝大の合格者数 〜地方は減少、進む格差 これも毎日新聞の記事で、前回に続きサンデー毎日の記事です(龍谷大学社会学部の松岡亮二准教授の分析)。前回は首都圏出身者が全国の旧帝大進学者数を急速に増やしているという記事でした。今回は東大進学者で首都圏特に東京都内出身者がますます増加しているという話題です... 続きをみる
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東大合格、増える東京圏出身者 〜何を意味しているのか 毎日新聞の記事です。引用します。 難関とされる国立の旧帝国7大学に合格した東京圏(埼玉、千葉、東京、神奈川)の高校出身者が、2008~23年度の15年間で1・68倍に急増していたことが毎日新聞の集計で判明した。東京大以外の地方6帝大で合格者数を... 続きをみる
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朝日放送のABCニュースから引用します。 京都大学は21日、2026年度に入学する学生の試験から理学部と工学部で、女性のみが出願できる枠を設けると発表しました。昨今、理工系学部のある大学が入試に「女子枠」を設定するケースが増えています。21日に会見を開いた京都大学によりますと、2026年度の入学生... 続きをみる
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「なぜ“海外の有名大学”を目指さないのか」〜なぜ目指す必要ある?
SPA!の記事です。引用します。 東大生も安全志向である これらのデータからは、「東大に入れるレベルの学生といえども、安全志向で、チャレンジ精神に欠けている」事実が見えてきます。すなわち、東大に入ってくる学生の多くは、「東大にチャレンジしてみよう」と考えていないのです。東大は、あくまで「安全で安... 続きをみる
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冬はつとめて 〜清少納言が見た早朝とは 古典の授業は「無駄」? 〜私もイヤだった高校古文 まひろ道長の子を産む 〜「光る君へ」 実は私、NHKの大河ドラマを全然観ません。一言で言ってマンネリで飽きる。何度も何度も同じ主人公を題材に演じさせて何がおもしろいの?勿論演出や脚本に個性はあるけど、話の筋自... 続きをみる
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東大or医学部 迷ったらどっち? 〜CASTDICE Medicalから 開成高校から東大理一慶応医合格するも リセマムの記事です。 本記事では、筆者(全国で教育支援事業を行っている東大生集団 カルペ・ディエム代表 西岡壱誠)が、実際に医学部に通う大学生たちとこの漫画*を読み、話を聞いた医学部の実... 続きをみる
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医学部入学者、女性が4割占める 〜女性医師増加するとどうなるか 医学科入学者、女性初めて4割超に 〜朝日新聞記事から 医学科入学者、女性初めて4割超に 〜ヤフコメの反応 もうすでに出ていた文科省の調査ですが、朝日新聞が触れました。 医学部医学科に入学した女性の割合が今年度、初めて4割を超えたことが... 続きをみる
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NHK大河ドラマ「光る君へ」 〜と古文キライな私 冬はつとめて 〜清少納言が見た早朝とは LASIAからの引用です。 お笑いタレントのカンニング竹山さんが同月25日(日)、23時30分から放送のTBSテレビ系のトーク番組に出演。その中で、「なくしたい無駄な時間」として古典の授業が挙がると竹山さんは... 続きをみる
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全国に7つある「旧帝大」に序列はあるのか2 〜実現しなかった帝国大学
全国に7つある「旧帝大」に序列はあるのか1 〜歴史がかなり違う 全国に7つある「旧帝大」に序列はあるのか2 〜実現しなかった帝国大学 全国に7つある「旧帝大」に序列はあるのか3 〜で、序列あるの? こうやって学部を並べてみると、第二次大戦までの官立の帝国大学は基本的に「理工」と「医学」が中心だった... 続きをみる
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大阪大入試で「試験監督が談笑」 〜追伸:そういうことだったのか
大阪大入試で「試験監督が談笑」 〜阪大は調査すべき事案 紹介したMBSの記事ですが、続報をみると何かおかしいな。まずそのMBSの記事ですが、以下のように書いてありました。 阪大などによりますと、25日に行われた法学部の入学試験で、「国語」の試験の際に、開始直後に解答用紙を破損したなどと受験生から質... 続きをみる
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大阪大入試で「試験監督が談笑」 〜追伸:そういうことだったのか 本日で、国立前期の試験、東京芸大など特殊な大学以外終了です。面接もあって三日間になる大学を受ける受験生はお疲れ様です。 さて阪大に関して、こんなニュースがありました。毎日系のMBSから引用します。 阪大などによりますと、25日に行わ... 続きをみる
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全国に7つある「旧帝大」に序列はあるのか1 〜歴史がかなり違う
全国に7つある「旧帝大」に序列はあるのか1 〜歴史がかなり違う 全国に7つある「旧帝大」に序列はあるのか2 〜実現しなかった帝国大学 全国に7つある「旧帝大」に序列はあるのか3 〜で、序列あるの? 本日は首都圏でもかなりの寒さで、まさに受験日和といえましょうか。自分の大学受験は遥か昔となり子供達の... 続きをみる
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阪大医学部の入試漏洩事件1 〜身の毛もよだつ戦慄の展開 阪大医学部の入試漏洩事件2 〜大阪大学の狼狽 阪大医学部の入試漏洩事件3 〜一体何処で漏れたのか 阪大医学部の入試漏洩事件4 〜不正入学者たちの命運 阪大医学部の入試漏洩事件5 〜当時の大学偏差値 阪大医学部の入試漏洩事件6 〜医学部入学に狂... 続きをみる
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阪大医学部の入試漏洩事件1 〜身の毛もよだつ戦慄の展開 阪大医学部の入試漏洩事件2 〜大阪大学の狼狽 阪大医学部の入試漏洩事件3 〜一体何処で漏れたのか 阪大医学部の入試漏洩事件4 〜不正入学者たちの命運 阪大医学部の入試漏洩事件5 〜当時の大学偏差値 阪大医学部の入試漏洩事件6 〜医学部入学に狂... 続きをみる
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「置かれた場所で咲きなさい」2 〜渡辺氏を真似できないこともある 日本の生命科学はなぜ周回遅れとなったのか(5)〜慶應医学部生理学教室の源流(4) 諦めることで道は拓ける 〜出口治明さん 龍土軒 〜また行きたいフランス料理名店 この本は2012年に刊行され、すぐベストセラーになりました。著者の渡辺... 続きをみる
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「旧制高校物語」―難関大受験事情はここ100年以上ほぼ変わらず 鉄緑会に陰りが見え始めた理由 〜ほんとに陰ってきたの? 「京都大とノーベル賞」 〜脈々と続く京大医化学教室の伝統 「京大合格高校盛衰史」は昨夏発刊された「東大合格高校盛衰史」の続篇といってもよく、著者も同じ小林哲夫氏です。しかし、本の... 続きをみる
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林日大理事長を提訴する沢田副学長 〜いい加減にしろ!(1) 林日大理事長を提訴する沢田副学長 〜いい加減にしろ!(2) 林日大理事長を提訴する沢田副学長 〜いい加減にしろ!(3) 林日大理事長を提訴する沢田副学長 〜いい加減にしろ!(4) 林日大理事長を提訴する沢田副学長 〜いい加減にしろ!(5)... 続きをみる
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そろそろ終盤に近づいていますが、今読売新聞の「時代の証言者」の連載で岡武史さんが自分の生涯を語っています。その生き方が日本人として型破りですごくおもしろいのと、日本の科学研究を考える上でいろいろ考えさせてくれるので、最近は朝真っ先にここから新聞紙面に目を通しています。 岡さんは分光学が専門で、特... 続きをみる
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「新理系エリート」 〜高専から東大・京大への進学(4) 「新理系エリート」 〜高専から東大・京大への進学(5) 大学教養課程はムダなのか 〜好対照な2人の銀行経営者 大学教養課程はムダなのか 〜医学部の場合 大澤昇平氏の「中国人相手にしない」の舌禍事件で紛糾していた時、「学歴ロンダリング」組を「東... 続きをみる
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「新理系エリート」 〜高専から東大・京大への進学(4) 「新理系エリート」 〜高専から東大・京大への進学(6) 大澤昇平氏の転落はまさに「自業自得」で、弁解の余地はありません。しかし、他の方による分析記事を読むと、複雑な背景を感じます。 まず大澤昇平の著書「AI救国論」は必ずしも評判悪くないようで... 続きをみる
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「新理系エリート」 〜高専から東大・京大への進学(1) 「新理系エリート」 〜高専から東大・京大への進学(2) 「新理系エリート」 〜高専から東大・京大への進学(3) 「新理系エリート」 〜高専から東大・京大への進学(5) 「新理系エリート」 〜高専から東大・京大への進学(6) 前の回で高専出身者... 続きをみる
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日本の生命科学はなぜ周回遅れとなったのか(5)〜慶應医学部生理学教室の源流(4) 「独立の気概」根井雅弘 〜東から京大に行く人、エール送ります 2023夏高校野球 〜塾高優勝おめでとう!! 医学科入学者、女性初めて4割超に 〜ヤフコメの反応 日刊ゲンダイの記事です。塾高が今夏の高校野球大会で優勝し... 続きをみる
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数学IIIについて 〜今大学受験はこうなっていたのか 鉄緑会に陰りが見え始めた理由 〜ほんとに陰ってきたの? 「新理系エリート」 〜高専から東大・京大への進学(1) 今週の「週刊ダイヤモンド」の表題です。大学理系の変革についての特集ですが、その中で学生の動向の一環として、鉄緑会の指定校について触れ... 続きをみる
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京都大学の数学科卒の人が「大学の数学は難し過ぎて全然意味がわかりません」と言っていたのですが、京大生でも難しいと感じるものなのですか?
数学の能力に先天性要素はない? 〜信用できません(苦笑) 数痴と受験数学 Quoraからの配信ですが、「大学の数学は難し過ぎて全然意味がわかりません」に関連したこの質問には興味を持ちました。回答を見てみましょうか。 まず長いけれど、共感する回答。名古屋大を出ている方のようです。 Masa Ishi... 続きをみる
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「東大理Ⅲに4連敗」夢破れた彼女が見つけた道(2 ) 〜経験者にはよくわかる
「東大理Ⅲに4連敗」夢破れた彼女が見つけた道(1) 〜経験者にはよくわかる 「肩書で周りを認めさせてやる」 〜東大理3に固執 東京医科歯科大学(4) 〜M君のこと 地方の旧帝や旧六のような上位の国立大医学部や慶應のような難関私大医学部では、「もう一度理三、京医を受け直したい」と考えて仮面浪人をす... 続きをみる
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「東大理Ⅲに4連敗」夢破れた彼女が見つけた道(1) 〜経験者にはよくわかる
「東大理Ⅲに4連敗」夢破れた彼女が見つけた道(2) 〜経験者にはよくわかる 「肩書で周りを認めさせてやる」 〜東大理3に固執 東京医科歯科大学(4) 〜M君のこと 受験生の皆さんはこの時期最後の追い込みでしょう。1月に入って共通テストが終われば、伸びしろはほぼない受験生が大多数で、あとは2月の試... 続きをみる
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数学IIIについて 〜今大学受験はこうなっていたのか 「新理系エリート」 〜鉄緑会の指定校今昔 「週刊ゲンダイ」の記事です。 鉄緑会の存在は、東大のような難易度の高い大学の受験生では知れ渡っていると思います。しかし昔、と言ったって10年ちょっと前ですが、JR御茶ノ水駅に「鉄緑会」の広告が出てるのを... 続きをみる
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東京医科歯科大学(1)〜この大学ができるまで 東京医科歯科大学(2)〜東京高等歯科医学校(旧制) 東京医科歯科大学(3)〜医専の成立過程 東京医科歯科大学(4)〜M君のこと 鹿島海軍航空隊跡地 〜医科歯科大霞ヶ浦分院にも転用された このシリーズは随分時間が空いてしまいました。第二次大戦後の学制改革... 続きをみる
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毎年この季節になると、ニュースで韓国の大学入試の模様が映されます。試験時間に遅れそうな受験生を会場まで警察官がバイクで送ってくれる情景も恒例ですが、何たる過保護と思います。受験は試験時間だけでなく、試験前の準備から始まってるなんて常識だと思うのですが?それは措くとして、今年は大統領の命令で6月急遽... 続きをみる
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河合塾偏差値が当てにならない医学部 〜医学部だけの問題か??
医学部合格者の模試偏差値分布 〜実態をよく反映している河合塾の分析 youtubeの動画で大学受験塾が運営する「CASTDICE Medical」で表記の題で、動画を出しています。私立の医学部の一部で、河合塾の偏差値値付けがおかしいのでないか?と言っています。 河合塾の偏差値の特徴は2.5刻みで... 続きをみる
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立冬を過ぎ、3年ぶりに木枯らしも吹いてようやく冬めいてきました。しかし、来週はまた気温上昇するようで、相変わらずの温暖化傾向に不安を感じます。私は暑さが大の苦手ですが、寒いのは平気というか寒い方がきりっと身が引き締まり、好きです。気温上昇は来週限りにしていただき、あとはぐっと冷えていただきたい。 ... 続きをみる
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医学部合格者の模試偏差値分布 〜実態をよく反映している河合塾の分析 医学部科研費ランキング 〜旧帝+慶應の頂上対決 医師向けサイトに昨年とても興味深い解析が出ていました。2021年発行のジャーナルインパクトファクター(IF)の上位25%内に位置するジャーナルに収録されている論文を「Q1ジャーナル... 続きをみる
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「日本の学術研究」が危機的状況 〜論文数は多いのに「質の高い」論文が少ない
現代ビジネスの記事ですが、引用します。 日本の研究力低下が囁かれている。 8月8日、文部科学省の科学技術・学術政策研究所が公表した「科学技術指標2023」によれば、引用回数が上位1%に入るトップ論文数を表す「Top1%補正論文数」が日本は319本となり、国別順位で12位。実はこれは過去最低クラス... 続きをみる
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自治医大の陥穽 〜ヤフコメで思うこと 自治医大といえば僻地医療を振興するためにつくられた医学部であることは、だれもが知っていることです。しかし、この大学に入った場合どういう問題が起こるのか、メディアなどで取り上げられることは少なかったと思います。「日刊ゲンダイ」で医学部の問題を連載している田中幾太... 続きをみる
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0から学ぶ「日本史」講義―古代篇 気楽に読める歴史随筆 諦めることで道は拓ける 〜出口治明さん 昔の京大医学部受験生のブログ(4)〜私の感想 「現代ビジネス」の記事です。タイトルだけ見ると、「リーダー養成は難しいんだな」と思うかも知れませんが、出口さんはそういうことを言っているわけではありません。... 続きをみる
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60才で医師免許取得の東大卒元キャリア官僚 〜水野隆史さん 前回のブログで紹介したヤフーコメントで減給された年齢で不合格になった事案は、群馬大学医学部の話です。最近の東京医大や順天堂大医学部などの医学部不正入試の話ではありません。 久しぶりに思い出しましたが、詳細な経緯を書いたものがあったので、... 続きをみる
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中高年での医学部入学 〜年齢で合否を決めるのは間違い ヤフーニュースに紹介されていた記事ですが、この方は今までも何度かメディアに取り上げられてきました。マネーポストwebの記事です。 経歴を検索すると、1955年、福井県生まれ。1978年、東京大学農学部卒業後、農林水産省に入省。長崎県農業技術課... 続きをみる
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井上ひさしの「モッキンポット師の後始末」は、高校時代に読みました。井上ひさしの自伝をある程度反映しているものと言えますが、主人公が上智大学(S大学と表記。上智=Sophia Universityだから)に入学してからモッキンポットという神父と出会い、抱腹絶倒の大学生活を送ったことが記されています。... 続きをみる
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数学の能力に先天性要素はない? 〜訂正(バカなわたくし 嗤)
数学の能力に先天性要素はない? 〜信用できません(苦笑) 数痴と受験数学 東大入試で最も差がつく科目は数学 〜実感通り この前書いた記事ですが、よく考えたら勘違いしていました。論文そのものを読んでいないので推測ですが、「一卵性双生児で兄弟の学力の比較をおこなったところ、数学で標準偏差(ばらつき)が... 続きをみる
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数痴と受験数学 昔の京大医学部受験生のブログ(1) 数学の能力に先天性要素はない? 〜訂正(バカなわたくし 嗤) 東大入試で最も差がつく科目は数学 〜実感通り ネットニュースに【学力は遺伝か、努力か?】という題名で、学力と遺伝子に関する最近の研究結果が取り上げられています。表題に続いて 「一卵性双... 続きをみる
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「世界史の考え方」シリーズ歴史総合を学ぶ① 近年稀にみる悪書! 数痴と受験数学 「なぜ〜か?」という形式で、世界史上の転換点となった事件の理由を探る書です。人類誕生からウクライナ・ロシア対立のような最新の事項まで、55項を取り上げています。 すべての項目で歴史上の国の位置など地理的な図も添えてあ... 続きをみる
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昔の京大医学部受験生のブログ(1) 昔の京大医学部受験生のブログ(2) 昔の京大医学部受験生のブログ(3) 「(有)伯商会」さんの実質3浪となった京大医学部受験の最後です。 そして数日後、まさに最後の最後、後期試験の日がやってきました。危機感、焦燥感はなく、私は一つの決意を持ってこの試験に臨むこと... 続きをみる
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読売新聞に「氷室冴子に再評価の声」といった記事が出ていました。 ページをめくれば 青春がそこに…氷室冴子さん 著作復刊相次ぐ うーん、名前しか聞いたことがない。コバルト文庫は一冊も読んだことなし。この年になって今更青春も高校生もあったもんじゃないけど、死ぬまで1回も読まないのも癪だから、今度何か買... 続きをみる
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医歯協(東京医師歯科医師協同組合)の定例マガジンが届いたので、今朝の通勤車内でめくってみました。なぜか「梅毒」関係の記事が2つあります。考えてみると、近年梅毒感染者が日本で急増していることはよく知られています。医療界の注目事案のひとつでしょう。僕らが学生の頃、「梅毒は過去の病気」扱いで症例も珍しい... 続きをみる
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医学部合格者の模試偏差値分布 〜実態をよく反映している河合塾の分析
河合塾偏差値が当てにならない医学部 〜医学部だけの問題か?? 昨年医師向け会員サイトの掲示板に紹介されていて、私も偶然知った河合塾の分析です。最近医学部受験予備校のyoutube動画でも紹介されていたので、取り上げてみることにしました。河合塾のサイトは非常にわかりにくい所にあり、現役受験生でも知ら... 続きをみる
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「独立の気概」根井雅弘 〜東から京大に行く人、エール送ります
「旧制高校物語」―難関大受験事情はここ100年以上ほぼ変わらず 慶応義塾の研究 〜医学部に内部進学できるのはどんな学生か? 日経夕刊の1面下のコラムは執筆者の一人として根井雅弘さんが担当しています。4月27日根井さんは大学生活について書いています。「最近の学生は、休日谷間でも出席がよい」確かにそう... 続きをみる
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失礼ながら著者の平野博之先生をよく知らなかったので、あまり期待しないで購入したのですが、なかなかどうして興味深い内容でした。 今でこそメンデルの遺伝の法則は中学校でも習いますが、これ最初に思いついたメンデルはすごい洞察力だったと思います。というのも本に書かれているように「メンデル以前」の人たちが... 続きをみる