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鹿児島大・坂井美日准教授が法的措置宣言 〜ルサンチマンの怖さ

ポワール


鹿児島大・坂井美日准教授が法的措置宣言 〜なんじゃこりゃ?


続きです。   

坂井研究室は9日、ゆな先生による「坂井准教授のひねくれた主観、思い込み、うがった見方によるレス反応により、それを見た人々から逆に鹿児島大学の教員のレベルに疑問を持たれ、そこで学んでいる学生の扱いが悪くならないか私は心配になりました」とのX投稿を引用し、「さて、『ゆな先生』というかたから、個人を特定する形で中傷されました。大変遺憾ですので名誉毀損で法的措置をとらせていただきます」と報告した。


     同時に、「関連し、私個人を特定する形で誹謗中傷した全ての投稿を画像に記録しました。情報開示請求の上、名誉毀損でご連絡が行くと思いますので該当者よろしくお願いします」としている。

・・・坂井研究室は坂井准教授一人しかおらず(人間は)、かつ教室責任者です。「坂井研究室」を名乗って発信する以上、坂井准教授本人が発信者であることは自明で、「個人を特定」もなにもないでしょう。何言ってるんだ、この坂井准教授という方は?経歴を調べてみました。鹿児島大のサイトから引きます。


サカイ ミカ

坂井 美日

SAKAI Mika


学位

    博士(文学) ( 2014年3月   大阪大学 )

    修士(文学) ( 2011年3月   大阪大学 )

    学士(文学) ( 2009年3月   奈良女子大学 )


経歴

    鹿児島大学   総合科学域総合教育学系 総合教育機構 共通教育センター 初年次教育・教養教育部門   准教授

2019年10月 - 現在

なるほど、奈良女子大なら全国的にもそこそこ知られている国立女子大です。東のお茶の水女子大と並んで、旧制の女子高等師範学校からの伝統があります。坂井氏は今は鹿大で教養部相当の日本語教育の旁ら、古典日本語の研究特に地方方言の研究をしてるようです。鹿児島弁は東北の青森弁と並んで他の国のひとにはわかりにくいですから、研究のし甲斐があるでしょう。


 J-Castニュースの元を読んだら、「ゆな先生」の発信でヤフー記事には省略されていたことが書かれていました。

鹿児島大学を例に出したのは「鹿児島が封建的な文化が強く残る地域の代表だからです。特に女性の大学進学や上京に対しての抵抗が未だに強い。鹿児島県は女子の大学進学率が30%しかなく、全国の都道府県で最も低いのです。東京だと70%あります」とした。


   自身の女性の友人が、東京の大学で学びたかったが「彼女は父に猛烈な反対をされて、家から通える鹿児島大学しか受けさせないと言われました」とのエピソードも披露。慶大に合格すると、「何度も頭を下げて、最後は『卒業後は鹿児島に帰って来る』という約束をした上でやっとの思いで東京に出してもらえました」という。


   そのうえで、「受験偏差値では差があっても、鹿児島大学には慶應に入れるはずだった学力レベルの学生がいます。他の地方国立大でも同様です。それは、都会の皆さんにぜひご理解頂きたいです」と結んだ。

ここは重要な言です。「ゆな先生」個人として知ったエピソードが発信の原動になっています。
それに対して、坂井氏は、

坂井研究室は8日、改めて「最初から言ってるが、この社会問題の議論を提示するにあたって、特定の大学を名指しで安易に引き合いに出す必要はないし、出してはいけないんですよ」と訴えた。

自身のこれまでについても「経済的理由と女だからという理由で、偏差値84だが東京に行かせてもらえなかった」と明かし、「その当事者としても言う。安易に当該の問題を個別名を出し煽り炎上させないでほしい。早急にお引き取り願いたい」としている。

はっきり言って、ゆな先生も坂井氏も似たような経験をしており、本来なら「同志」といってもいいものです。しかし、坂井氏は自己体験であるだけにルサンチマン(ressentiment、強者に対する敵愾心ないし復讐心)に火がつき、大噴火となって後先が見えないのでしょう。鹿児島大学執行部は早めに本人を落ち着かせないと、鹿児島大自体の評判が悪くなります


 ヤフコメ見ると、なんかよくこの流れを理解せずに「地方国立大をバカにした「ゆな先生」はけしからん!」式の発言が多く、ゲンナリします。

ぷかぷか

13時間前


インフルエンサーの中には思い込みが激しく、視野の狭いなど社会に悪影響を与える人がいることをしめす典型的な例だと思いました。

地方では私立大学よりも国立大学の方が圧倒的に価値があります。

慶応もたくさんある私立大学の一つ。

鹿児島大学は国立大学。

国立より私立に価値を感じるのは東京を中心とした一部ですよ。

また、慶応の方が難易度が高いと考えるのも受験科目の少ない私立大学受験者の大学選択基準の一つ。

慶応大学の学生の半分以上は地方国立大学に合格する学力はないですよ。

偏差値だけみて難易度を判断し、難易度を基準に大学の価値を判断しているのでしょう。

新しく評価の定まっていないインフルエンサーの言葉に騙されないように、古くからある評価の定まった書籍等で自分を磨くことが今のネット社会を楽しむためには重要だと思います。

ngz********

5時間前


1地方出身者として呼んで、このインフルエンサーは首都圏以外を下に見てるのがよく分かる。東京に進学するってとんでもなくコストがかかることで、経済的な理由で進学先を制限されることなんて昔から現代に至るまで普通にある。

そして異常なまでの慶応上げもおかしな話。

優秀な人もいれば、経済的優位性を活かした人もいる私学でしょ。いろんな境遇の人がいる私学いろんな価値観を知り、自分の幅を拡げるには凄くいいところだけど、文系理系科目を一定水準備えた国立大出身の総合力もとても大事でしょ。

地方に多いいわゆる「国大教信者」どもだな。「私大卒は試験に出る数科目しか勉強してないバカ」との思い込みが激しいわ。もし財力が十分あれば、東京に子どもを出して勉強とともにいろいろな経験をさせてやりたいと思うのが、地方であってもまともな親の心情だと思いますがね。NHKドラマの「とんび」でも、そのシーンがあったことを思い出します。


 以下のような真っ当なコメントもありましたが、

tunamayo

3時間前


鹿児島(南薩)出身だけど、「ゆな先生」の言っていることは大体は正しいよ。

J-CASTニュースの記事は対立を煽る文章だから、元の発信をしっかり読み込んだ方がいい。三大都市圏でも鹿児島でも働いたことがあるけど、鹿児島から出たことが無い人は分からないと思うし、鹿児島で働いたことが無い人も分からない視点をゆな先生は提供してるだけさ。昔の鹿児島は日常生活のあちこちに、女は四年制大学に行く必要が無い、という言葉は溢れていたから。最近では変わってきたけど。

東北でも北陸でも働いていた経験から言うと、上記の考え方は地方に行くほどあったんだけどね。特に首都圏に住んでいると、鹿児島大と慶應なら慶應に行く人が多いけど、鹿児島大にも優秀な人は沢山いる一方で、鹿児島の人が特定の価値観(女性は学問をしに鹿児島から離れるべきではない)に囚われている人が多いことも事実だし問題だと思うよ。

kero

7時間前


大学に行くのに地方か東京か、という論争になっている事に時代の進歩を感じます。

数十年前(私にとっては、つい先日)は、女が四年制大学に行ってどうする、嫁に行って子供産め、という価値観が田舎では主流でした。(嫁としての女性の価値を引き出すには短大くらいまで。四年制大学卒業すると小賢しい、という価値観)

でもさ、学費(受験料も)を払うのがお父さんなら、言う事聞くのも当たり前な気がするけど。東京に出ると、学費だけでなく生活費もかかるし、この物価高だし。自分で払えるなら、自分で責任持って東京行ったら良いのに。

女性解放の考え方に甘えがあるように思いました。そして、個別大学の名前出す必要性無いと思います。

kag********

14時間前


鹿児島大学卒業生です。

東京の私大を卒業して鹿児島に来ましたが、私の人生を変えてくれた素晴らしい大学と思います。

早くこの不毛な論争が落ち着いて、後輩たちが鹿児島大学卒業を誇りに、京セラの稲盛さんのように社会で活躍して頂けることを心よりお祈りしています。

hir********

7時間前


私もどっちも知らない人だけれど、ゆな先生に共感、准教授には不快感しかない。公人が事実の提示にいちいち誹謗中傷だと訴えていたら、自由な言論や科学的な真理の追求はできない。こんな研究室には行きたくない。地元の国立大学で学んだ私だからこそ強調する。

lur********

34分前


>rap********

私も地方出身ですから、親から散々言われましたよ。

国公立大学は科目数が多いから私立大学とは、偏差値で入学時の学力の比較にはならない、ということも経験しています。

地方だと、息子は浪人して東京や関西の私大でもOKだが、娘については現役で地元の国公立大に合格できないならダメという親が多い。特に鹿児島は男尊女卑な土地柄だから、尚更その傾向が強いと見られて、この記事のような標的になったのでしょう。

そして、入学時の学力に関係なく、東京に本社がある企業への就活は圧倒的に不利なんでは?「見下すな」も何も、そこは否定できないでしょう。

とはいえ、地方大学でも、その大学にしかできないような勉強があったりするなら、それはそれで良いんでは?と言っているんです。

別に大学を評価するのって、入学時の学力だけでなく、カリキュラム、教員の熱意や研究実績、進路など色々だと思いますので。

ごく少数派で、しかもほとんどが「うーん」の烙印を多数押されています。地方人は自分の真の姿を見たくない、というか知りたくないひとが多いのだろうか。


 実は自分の母親も「女は女子大しかダメ。共学なんてもっての外」とのことで、大学受験を制限されたそうです。その結果、お茶の水、津田塾、東京女子大、日本女子大を受けてすべて合格したそうですが、「つまらなかった」そうです。その頃の女子大の上位層はおそらくそういう父兄の下で育った優秀な女子が多かったのでしょう。これら女子大の難易度は1980年代まで早慶とさして変わりませんで、現在の女子大凋落の景色とはまるで違います。なお今でもそういう男尊女卑の考えは地方、特に九州には色濃く残っていると、「個人的な経験」から感じています。

日常考えたことを書きます