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北海道外からの入学者が7割  〜「非道産子」化に拍車

ポワール


(北海道大構内の秋の紅葉)


再び北大入学者の問題です。北大進学者の地元比率の低下について、最近もニュースがありました。読売新聞から引用します。

北海道外からの入学者が7割、開学当初から全国の若者引きつける北海道大…近年は「非道産子」化に拍車

9/15(火) 7:00


 少子化が急速に進む中、大学は学生の獲得競争が激化し、教育や研究の資金を自ら「稼ぐ」力も求められている。創基150年を迎えた北海道大学も例外ではない。北海道の「知」を支える拠点をどのように営んでいくのか。現状と取り組みを探った。

充実の施設

 〈素晴らしいキャンパスだわ〉。北大農学部OGの作家・谷村志穂さんの小説「海猫」の中で、北大に入学したヒロインは、夕映えの大学構内を一人歩きながらそう思う。木漏れ日の差し込む中央ローン。秋に輝きを増すイチョウ並木。札幌駅から徒歩圏内に広がる研究農場――。魅力的なイメージのあるキャンパスは、昔も今も全国の若者を引きつけてやまない。

 岐阜県多治見市出身の工学院機械宇宙工学専攻博士課程3年・糸魚川大和さん(27)も、北大ならではの研究環境に引かれて入学を決めた一人だ。日本の宇宙研究をリードする「憧れの先生」の永田晴紀教授(61)のもと、学部時代からロケットエンジンの開発に没頭してきた。「広大な北海道ではすぐ近くに実験施設が充実していて、本州の知人に羨ましがられます」と語る。

メインキャンパスの広さで比較したら、北大は全国一と思います。東大本郷キャンパスもまあまあの広さですが、建物が多く三四郎池近辺を除けばまとまった緑地が少ないです。その点北大は建物周囲の緑地がとても広く、鬱蒼とした大木に囲まれ、夏も冬も情緒があります。2021年開催の東京五輪のマラソンも北大構内を駆け抜けたので、知っている人は多いでしょう。下の校地面積ランキングをみると(キャンパス以外の校地を含む)、北大は全国でも図抜けて広いです。

(ダイヤモンドから引用)


読売の記事に戻ります。

北大は、その開学の経緯から道外出身者が目立つ。北大150年史を編集する大学文書館の広瀬公彦特任助教(40)は「札幌農学校の開校目的は“開拓”の指導者を育てること。道外からの人材獲得は移住を推進する社会状況の一環と考えられる」と話す。

 道外の学生が多い傾向は、創基150年を迎えた現在も変わらない。それどころか、近年はさらに拍車がかかっている。

 2010年度には入学者の48・3%を「道産子」が占めたが、今年度は30・1%にまで減少。道外からの進学が約7割に上った。入学者2588人の出身地は、道内(780人)に次いで東京都(336人)、神奈川県(145人)など関東圏が目立つ。


総合入試

 大手予備校の河合塾によると、北大が道外受験生から人気を集める一因に「総合入試」がある。文系・理系の大きな区分で入学後、2年進級時に学部を選べる方式で、11年度から導入した。また、東京大や大阪大が後期日程を廃止する中、北大は継続しており、前期日程で不合格となった優秀な受験生の受け皿になっているという。

(北大入学者の出身地域の変遷 読売新聞記事から引用)


道外からの入学者が増えるのは、この前期総合入試もあるけど後期入試実施校であることも大きいと思います。最近旧帝大で後期入試を実施するのは、北大・東北大・名大・九大といわゆる地帝ばかりとなりました。ほとんどの旧帝が限られた学科の小規模募集で、募集人員がもっとも多いのが北大です。東大・京大落選組の受験者が北大後期は多く、この学力層では道内受験者はまず太刀打ちできないと思います。上のマップをみると、ほぼ全国的に北大入学者が増加し、地元の北海道は一人負けです。増加は関東地方が特に多いです。


 さてヤフコメはなんと言うでしょうか。


poa********


自分は高校時代を北陸で過ごしましたが、修学旅行で訪れた北海道に感動して、大学は北海道大学へ進学したいと思ったものです。結局、元々住んでいた東京の大学へ行きましたが、あのまま北大へ行っていたら北海道で就職したりして今とは違う充実した人生だったのかなとか思います。今も北海道が好きで年に1回は北海道を旅行してますが、飛行機で北海道上空に差し掛かると、住んだことないのに「あ~帰ってきた」と妙にホッとしたり今も心の故郷です。来世は北大に行きたいです(笑)。

来世か。最近社会人入学も増えてるからリタイヤしてからでもいいかも。


sol********


地元率が3割くらいの国立大学なら、

北大の他にもいくつかあるけれど、

地方出身者が東北から九州まで、

こんなにも満遍なく全国から集められているのは、

北大しかないだろう

たとえば東北大なら、関西以西からはもっと少ないはずだし、

信州大でも同様に、中四国や九州からはもっと少ないはず

北大は関東3割、北陸、東海、近畿からが概ね15%、中四国や九州でさえも3、4%ある

北大は全国一の全国区の大学といえるので、

この多様性は北大生にとってもすごく魅力的だろうと思います

余計な一言


既に50年くらい前から地方国立大は他県からが半分以上だった。教育学部は地元率高かったようだが。あと女子は地元率高い。

結局就職先は散らばるから、生活費安い地方でもいい。九州出身なら北大とか東北は行ってみたい。住んでいる人の性格全然違うから

旧帝大と単科医科大を除くと地元占有率が半分いかない国立大は今あまりないのでは?と私は思います。


fai*****


「開拓者を育てる」と言う創立趣旨はあれども、今や2/3以上が道外者はちと悲しい。おまけにあれよあれよと言う間に、半数から1/3以下になってしまった。記事は触れてはいないが、総合選抜と後期入試以外に道内高校の学力低下による「北大狙えない層」の増加が一番大きい。今では北大を狙える層は公立では札幌南、札幌北、札幌西など札幌市内の上位高校に限られるし、最優秀の南は医学部と道外大学にシフトしている。南、北、西はかっては100人超があたり前の時代があった。また北大を狙い、多くの合格者を出していた札幌市内の中堅高校以上や旭川東、小樽潮陵、函館中部なども北大合格者は減少傾向にある。これも道内高校の学力低下が大きな原因と言うのが道内予備校などの意見だな。

col********


北大まで徒歩15分のところに住んでる子供たちは生まれた時から横目で見ながら生活しています。赤ちゃんのときは構内の芝生で日光浴、学童期は構内で自然と触れ合いながら友達と遊び虫取りや、花摘み、小川で日が暮れるまで遊ぶ。が、難しいのでほぼ入れず、相変わらず横目に見ながら違う大学に行っております。近くて遠いと地元では言われていますわ。

合格者数ランキングでいうと、依然として道内高校が上位を独占しています。

しかし、道内は限られた進学校以外だと今は厳しいのでしょう。高校の学校間格差が以前より拡がっている可能性があります。これは北海道に限った話ではありませんが。


kom********


バブル期に北大卒ですが、当時は道外と道内の比率はちょうど半分ずつぐらいでしたね。しかし理系は北海道で就職できるような企業が北電とか数社で道内就職希望者も諦めて全国に散っていきましたよ。しかし、どうしても北海道に戻りたいという人もそれなりにいて、大企業で研究職だったような人が予備校の先生として地元で再就職とかしてましたね。

naoto


生活環境も地方大学ならではの魅力があって、北大は札幌駅のすぐそばにあるんだけど、大学から徒歩5分の場所でも、古くてもいいなら、4万円を切る金額で部屋が借りれてしまう。

東京や大阪で、主要駅徒歩圏内で3万円台でまともな部屋を借りるなんて考えられないでしょ。

札幌駅北側の家賃は東京や京都・大阪とくらべて非常に安いです。とても主要駅前徒歩10分程度とは思えない。学生にとっては住みやすい街で、それも道外生にとって魅力が大きいと思います。ただ北大周囲の物価は安いとはいえず(セコマなどのコンビニも少ない)、また冬の光熱費はかなりかかります。


ID非公開


北海道大学の総合入試と道外出身率の高さは原点回帰みたいなものなんですよね。

平成時代は道内高校出身者が全体の半数で、普通の大学と同様の学部別入試しかなかった頃もありましたが、北大の150年の歴史の中ではその頃が異例だったと言えるかもしれません。

fuu*****


>総合入試と道外出身率の高さは原点回帰

 原点回帰?

 18歳の成年にもなって専攻が決まってないなんて、18年間なにを考えて生きてきたんだか……

 シンガポールやドイツでは12歳の試験で人生が決まるというのに。専門教育の開始も遅れますので、国際競争に勝てません。

 上智では学科単位で入学し、1年次から専門教育が始まります。専門性は上智にも勝てません。

 せめて学部ぐらいは決めないと。

 「とにかく世間体のいい旧帝に入れ! 専攻は入ってから考えろ!」という教師や保護者のニーズに合致するでのしょうね。

 「原点回帰」というより「退行」に見えますが。

これはどうかな?東大は今でも科類の募集で、入学時点で専門は決まってません。東大は学部専門を教養相当の2年の間に決める方式で、北大も1年間ですが同じです。欧米でも特にアメリカの大学学部はメジャー(主専攻)決定は入学後で、それも途中で変更可能です。「退行」とかは当たらないでしょう。東大卒(理科一類→工学部)のepsilon氏のコメントを添えます。

epsilon


>大手予備校の河合塾によると、北大が道外受験生から人気を集める一因に「総合入試」がある。文系・理系の大きな区分で入学後、2年進級時に学部を選べる方式で、11年度から導入した。

すでに少なからぬ卒業生がいるはずだが,学生・教員の評価はどうなんだろうな。学部・学科には定員があるから,無制限に人気学科に進級できるわけでもないだろう。

どこに進級しようが,いちおうは食えるはずだけどね。あんがい,将来に光があたる「お買い得」の分野があるかもしれない。印度哲学は知らんが(笑)。


道内入学者の少なさには、大学受験生の意識差を指摘する声も多いです。

hkk********


北海道と名乗るものの実質は札幌国立大学。道内の主要都市から関東は飛行機使えば2時間あればたいていは着くし日帰りも可能。一方で陸路で札幌は特急で数時間。道内から関東の学校を選んだ方がその後の選択肢は広がる。道内高校生が道外を選ぶのも広さゆえの理由もある。

sunmoon


地方都市の空港は、ほぼ羽田空港一択

関東圏の大学なんて、家賃が負担で行かせられないから実質は北大が最上位かな

goy********


札幌圏以外から道外大学はどこも少数派です。

関東国立、特に東大一橋科学大レベルは学力的に厳しく、私大は経済的に厳しい家庭が多い。

札幌以外の道内高校生には北大が近いとさほど感じられず、逆に道外生にとって北大は空路でアクセスする分中途半端な距離の大学より寧ろ近く感じるというところでしょうか。しかし、航空運賃の高さを考えると道内生の経済事情は道外進学をおいそれとは許さないかもしれません。

goy********


道外から均等に増えているのではなく、そのほとんどが関東です。

開拓者精神とかは口では言うかもしれませんが、本音は中高一貫や予備校などが豊富で環境に勝る割に国立大学が少なく科学大一橋には届かない関東受験生がやや不本意ながらも旧帝大ブランドのある北大に目を向けだすと環境に劣る道内受験生が太刀打ちできなくなっているだけです。東北大もほぼ同じ傾向です。

そして関東出身者の多くは卒業後東京に戻り就職するのも現実です。

確かに北大の入試問題は東大・京大とくらべてひねりが少なく、率直な出題です。といって合格が簡単と言えるほどでもないと思うのですが。問題が易しければ高得点の競争となり、油断できません。理系だったら科学大と北大ではそう難易差が違わない学部も多い。

koha


道外の高校合格者数ベスト5

①東京都立西 22

②長野県立松本深志 17

③埼玉県立浦和 16

③千葉県立船橋 16

⑤兵庫県立神戸 15


いずれも公立の名門校

しかし、こんなこと言うひともいる。

xbj


首都圏、関東圏に住んでいれば自宅から通えるこの程度のレベルの大学なんていくらでもあり、選択肢は多いはず。なのに、わざわざ親の経済的負担をかけてキャンパスが魅力程度の理由で来る意味が自分にはよくわからない。あと、道内学生、自宅から通えて、親の経済的負担も軽減できるこんな立派な大学があるのに、指をくわえて見てるだけでなぜ目指さないのか、また目標にしたのなら、なぜ合格するのに見合った努力をしないのかもよくわからない。


そうかね?学問以外の環境も多感な若い世代には重要でないか。北大は道外の住民にとって「北方の異国情緒」があり、それを魅力というひともかなり多いです。

edc********


アカシア並木、この道(北原白秋)、リラ冷えの街、北大寮歌・都ぞ弥生。全てが詩的・文学的な北大のある街。小生も若かりし頃憧れた学び舎。

chi


俺も高校生のころ北大を考えたことがある。でも東海地方なので親は名大か名市大を勧めるし、冬は厳しそうだし結局名大が苦しくなったので名市大へ進んだけど。旅行で北大のキャンパスへ行ってその素晴らしさに進路の後悔をしたことがある。息子は名大へ進んだけど北大の広大さには及ばない。

gir********


一度の人生ですから、大学の4年間や6年間を大好きな場所で過ごしてみたいと思う気持ちはよく分かります。

私は西日本在住ですが、北大の魅力はキャンパスを訪れた方にしか分からないかもしれませんね。私もあんな素敵な場所で学生時代を過ごしてみたかった…。

***********


キャンパスは申し分ないだろうね。

10代の、ちょっと色気付いて来た頃アイビールックにハマったけど、憧れのアイビーリーグの各学校のキャンパスを彷彿とさせる数少ない学校だった。


ただ卒後の就職の難を言うひともいます。

tos********


北大は旧帝大でもあるし、

実際はそれほど偏差値も高くなく、

旧帝大の中ではダントツに入り易いので、

滑り止めにちょうど良い。

それに北の大地とか札幌にあるとかのイメージもかなり良く多くの受験生を惹きつける。

理系分野は分からないが、

メガバンクや大手商社とかその他大手企業等々で 北大卒ってあまりお目にかかることないんだよね・・・・・・

私が知る範囲で同世代で首都圏から北大文系に行き、都内大手銀行就職もいましたよ。その後どうなったかは知らないけど。

小次郎


札幌市の中心に存在する「エルムの杜」、修学旅行でふと立ち寄って魅せられた高校生は多いです。

そして、厳寒期の受験にまた驚いて…。

みんな4年間の学生生活を満喫して、また全国に散っていきました。

usa********


駅弁ならともかく、旧帝だからね。獣医学部は最難関だろうし、北大ならではの研究も多い。内地から大勢来るのは当然だろうな。北大卒は親せきに多数いるが、みんな有名企業に就職したし。

雲の絶間姫


最難関な上、動物のお医者さん効果でさらに入試が厳しかったころに在籍していた人と一緒に働いていた時期があります。その人の話によると、年によっては医学部より獣医学部の方が入りにくかったとか。

北大獣医学部は獣医系では最難関で、東大理科二類とほぼ同じです。予備校調査によっては北大医学部より獣医学部の方がやや難易度が高い結果が出る年もあります。医学と獣医では卒後進路が大きく異なりますが、研究志向が高いと感じます。昔だとウサギのコールタール発癌を扱った山極勝三郎東京帝大教授の助手を務めた市川厚一、現代だとウイルス研究の第一人者・河岡義裕東大教授(医科学研究所)が北大獣医出身で目立ちます。


最後に卒業関係者から

※※※


後期で子供がお世話になりました。

すっかり北海道が気に入り、就職も北海道。

北大だと道内の就職(公務員系)はかなり有利だよ。

現役世代には減税を!


いいことだと思うよ。県外から北大にいってそのまま北海道ってジュニア世代だけど結構いるよ。

こうやって人口って流動するんだと思う。

人口も淘汰の時代が当然起こってるんだよ。魅力のない県は淘汰される、二番煎じや他の県の猿真似、努力しない県は潰れる、当たり前だと思う。

北大にはクラーク博士の「Boys, be ambitious!」の精神は今も受け継がれているのでしょう。

日常考えたことを書きます

北大はなぜ道内出身者が少なくなったのか 〜地方と東京の格差

ポワール

今春(2026年)の北大の入試結果が公表されました。一番の注目は地元占有率(道内出身者)ですが、今年はかろうじて30%を越えました。しかし、2025年は30%を切り、ここ30年ほど地元(道内)占有率は漸減傾向が続きます。


 昨年(2025年)の東洋経済の記事から引きます。

令和に都心と地方の教育格差が広がっているのはなぜ?「北海道の平均年収=400万円台」「道内1位の私立大学=偏差値約40」に見る当然の理由

10/21(火) 10:30


連載第207回は、深刻な教育格差が広がる実情について、北海道で最大規模の生徒数を誇る練成会グループの副社長・山崎敏史さんに伺いました。


■北大の道内出身者は3割以下

 ――まず、現状の数字から一緒に見ていければと思います。2008年には北大入学者のうち道内出身者が53%を占めていたのが、2025年には29.6%まで下がったという統計があります。人数で言えば、約500〜600人の減少となっていますね。


 山崎さん:そうなんです。私も北大出身ですが、私の頃(注:約40年前)は、北大の学生の6割が道内出身でした。それがいまは3割を切る。まさに「地元の大学」ではなくなってしまっているんです。しかも後期試験にいたっては、ほとんどが関東圏の高校出身者で、道内の学生は約11%、学部によっては一桁台しか道内出身合格者がいない程度になってしまっています。東京や関東の生徒たちが、東大・京大に届かなかった“第2志望”として北大を受ける構図が出来上がってしまっていると言えるでしょう。


 ――つまり、北海道の高校生が北大受験で勝てなくなっているということですね。確かに、自分も仕事柄関東圏の名門中高一貫校にお邪魔することがありますが、東大・京大に惜しくも届かなかった学生が浪人することなく北大に進学する流れを良く見ています。北大自体の偏差値は下がっていないですよね。


 山崎さん:下がっていませんね。ただ、その内訳はこの10年で大きく変化しているという現状があります。

我々の大学受験時代の頃から、関東からも近郊の国立大を避け北大を志望する高校生は一定数いました。しかし、最近はますますその数が増えてついに道内出身者のシェアに影響を与えるまで大きくなったと言えます。特に後期日程で受けられる旧帝大は北大と東北大の一部学科に限定されるようになり、合格できる学力レベルが相当高くなっています。道内高校生には太刀打ちできないのでしょう。


 ――東大合格者の割合はどうでしょう。他の都道府県と比べても少ないのでしょうか。


 山崎さん:人口900万人を抱える神奈川県と比べてみると、その差が非常によく理解できると思います。人口500万人の北海道ですが、高校数は神奈川が約227校、北海道が約272校と、実は大きくは変わりません。しかし、2025年東大合格者数で見ると、神奈川392人、北海道56人となっています。神奈川県の公立高校のトップは横浜翠嵐高校ですが、この高校の東大合格者数が74人、一校で北海道全体を遥かに超える人数です。一方で、北海道の公立高校のトップは札幌南高校ですが、ここの東大合格者数は18人。この差は、単なる人口差では説明できないほどの開きです。


――それは本当に大きな開きですね。さまざまな要因があると思いますが、自分の推論としては、「本州の大学ではなく、大学進学でも道内に留まりたい」という思考が強いのかなと思っているのですが、どうでしょうか。


 山崎さん:本当にそうだと思います。特に親世代の、子どもの進路選択における道内志向は非常に強固です。例えば、高校の全国模試で偏差値55〜65、東京の私立大学で言えばGMARCHに合格できるほどの学力を持っている生徒が、「自分は親から北海道内/札幌市内の大学に行ってほしいと言われているので」と言って、道内1位の私立大学である北海学園大学に行くということがままあります。大手予備校はこの大学の偏差値を(学部にもよりますが)約40〜45程度と発表しています。

まあ神奈川は東大のお膝元といっていい近隣地域だから、一概に北海道と比較するのは無理でないか。関西とて人口規模を考えると、そこまで東大進学者割合は多くないです。


■なぜ「もったいない」選択をするのか

 ――偏差値で言えば、10以上も低いですね……。大学を差別する意図はありませんが、正直、都会の価値観で言えば「なんてもったいない」と思ってしまいますね。

 山崎さん:これと同じことは、北大志望の生徒に対しても言えます。進学先を道内に限定している生徒の場合、北大を第一志望、第二志望は小樽商科大学や室蘭工業大学になります。小樽商科大学は大手予備校によれば偏差値約50と発表しており、室蘭工業大学は偏差値約35と発表しています。

 ――北大は偏差値60以上とされていますから、非常に大きな乖離があると言わざるを得ませんね……。そりゃ、道内で大学進学を目指すのであれば、北大は目指しにくくなってしまいますね。

 山崎さん:この道内志向は、経済的な面による部分も多いと思っています。厚生労働省の発表によれば、北海道の平均年収は400万円台です。総務省のデータでは、年収1000万円以上の世帯は北海道内には3〜4%だと言われています。

北海道内に限定すると、もともと学生数・大学数ともに多くないので、大学間格差が大きくなっても仕方ない気がします。しかし、道内高校生は北大滑り止めとして道外の私立大を受験することはかなり少ないだろうと想像します。


■経済格差が教育格差と結びついている


 ――東大の学生実態調査のデータを見ると、世帯年収950万円以上の家庭が半数近くを占めると言われていますよね。そう考えると、かなり年収としても差が大きいですね。東京の物価は高いですし、道内進学でなければ経済的にきつい、という状況もありそうですね。教育に投資するといっても、400万円台の家庭で年間50万円程度の塾・予備校代を払うのは難しいですよね。

 山崎さん:それでも他の地域であれば、親のさらに上の世代・おじいちゃんやおばあちゃんが孫のためにお金を出す、なんてこともあるでしょうが、北海道はそういった文化は形成されていません。塾を経営していても、そういったことは本当にレアケースです。やはりそもそもの文化的な価値観から言って、教育は子供の将来にきわめて有効な効果の大きい投資であるという感覚がかなり薄いんですよ。


 ――経済格差が教育格差と結びついてしまっていて、教育格差がまた次の経済格差を生む、ということなのかもしれませんね。函館だと、高校を選ぶときに、函館中部高校(北大合格者が年約20人・東大合格者も年1〜2人程度出る高校)か、函館工業高等専門学校(函館高専)で悩む学生が多いと聞きます。もちろん函館高専から北大に進学する人もいらっしゃいますが、しかし基本的には就職が前提ですよね。高校時点での学力が高くても、大学の進学にこだわる選択肢を取っていないということになるわけですね。

 山崎さん:そうですね。正直に言えば、親の教育に対する価値観に大きな違いがある。就職が安定している、地元に残れる、そういう価値観が強い。都市圏のように「大学に行って学びを広げよう」という意識とは根本的に違うんですよ。

北海道に住むひとの家庭環境には元々進学熱が高くないということかと思います。しかし、今から30年ほど前なら、地方だったら全国どこでもそんな感じだったでしょう(高校出たら、もう十分)。その意味で北海道には進学に関する意識が旧態依然だと捉える見方もあります。


 ――なるほど。つまり「学歴より安定」「進学より就職」という価値観がいまだに強いわけですね。


 山崎さん:そうなんです。そしてこれが個人的に一番の問題かもしれないと思っているのですが、北海道の高校入試制度が、1970年代後半から基本構造が同じで、ほとんど変化がないという教育行政の問題です。

 たとえば、東京では石原都知事の時代に都立高校改革が進み、公立中高一貫校の整備や、トップ校の明確な目標設定が進みました。茨城県でも、県立の進学校を一気に中高一貫化しています。しかし北海道は、公立中高一貫校が全道で2校しかない。人口500万人の道内に2校しかないんです。


 ――それは驚きの数字ですね。

 山崎さん:もともと北海道の公立高校入試は内申点重視で、チャレンジがしづらい仕組みです。一度「この学校にしなさい」と決められたら、もう動けない。結果、競争も刺激も生まれず、努力する動機が失われていく。本来なら「挑戦すること」そのものが学びなのに、制度と慣習がそれを奪っているように感じています。

 そして、そういうシステムの中で育った生徒が教師になり、また次の世代に同じ指導をする。これが北海道の“構造的な教育停滞”の正体だと思っています。

思った通りの分析ですが、その受験マインドって教育制度や教育行政の問題なのか?制度や行政は高等教育を受けたいと思う生徒の後押しはできるが、生徒の内的モチベーションの活性化は無理でしょう。公立校についていえば内申点(評定平均)重視は北海道に限った話ではない。東京都立高校も同じです。


■「上」を目指す意欲が少ない

 ――なるほど。文科省のデータを見ると、北海道の中学3年生のうち英検3級相当を取得している生徒が17.6%しかいません。行政が英語スピーキングを入試に導入したさいたま市では78.3%。他に高い地域は福井県78.8%、東京都が43.5%ですが、これらの地域も英検の取得を推奨していますよね。行政が動くと変化するというのはおっしゃる通りだと思います。

山崎さん:生徒も、「上」を目指す意欲がかなり少ないですね。北海道の公立高校の倍率は他の地域に比べても低く、公立トップの札幌南高校でも倍率1.5倍にはほとんどなりません。せいぜい1.3倍程度。指導していて、「君、札幌南高校目指せる学力があると思うよ」と言っても、「いや、自分はそこまでは……」とやる前から諦めるというよりも考えにも入ってこないことが多いです。「道内の大学に進学できればいいから、札幌南なんていいよ。親もそう言ってるし」と。環境の影響の大きさですよね。北海道の中だと、札幌はまだそれでも教育に熱心な親御さんもいらっしゃいますが、地方部ではなかなかそういった機運がないというのが正直なところです。


 ――……すごく言いにくいことを言いますが、北海道の経済って、かなり落ち込んでいますよね……。

 山崎さん:そうですね。日本で初めて財政破綻した夕張市に続き、財政破綻がちらついている町の報道がよくあります。また、北海道はよく沖縄県と比較されますが、最大の違いは合計特殊出生率の低さです。沖縄は多産志向ですが、北海道は深刻な人口減少に悩まされている地域が多数あります。増田寛也氏の著書『地方消滅』の中では、2050年までに消滅する可能性が高いとされる都市が179自治体のうち117自治体となっています。この117自治体の中には、函館も釧路も入っていますからね。


■「道内就職でいい」「道内進学でいい」という価値観

 ――「道内就職でいい」「道内進学でいい」という価値観だと、子供の未来に責任を持てない、どうしようもないところに来ているのではないか、と僕なんかは考えてしまいますね……。漫画『ドラゴン桜』の最初のシーンを思い出します。

進学に関して北海道民の意識が低すぎるのが問題としても、経済的貧しさがその原因でしょうか?それ言うのなら明治時代の日本はそれこそものすごく貧しかったと思うけど、向学心がすごく低かったというわけでもないです。もっと違う原因があるのでないか?ヤフコメを見ます。



xia********


女子は浪人が許されないらしい。
落ちたときは親の知り合いの会社とかに就職するらしい。
今は専門職で院に行ったり管理職やったりしてる人材を中小の会社の事務にしちゃう地方。
途上国ではなく、同じ日本に生まれてちょっと住むところが違うだけで、自分も高卒で働かなくてはいけなかった可能性に当時恐怖した。

Koko


父親が、女の子は県外に出るなという方針の級友は、合格すればさすがに行かせてもらえるだろうとこっそり(母親の助けはあったかもしれない)MARCHのある大学の推薦を受け受かった。しかし結局父親の反対で地元国立を受けされられ不合格。浪人して翌年地元の短大に入った。(まともな私立4大のない田舎です)
ある国家資格を取って〇〇士になりたいと話していたのに、そのための学びができるMARCHの学科に合格したのに…。本当に勿体ない。

tom*****


北海道出身ですが、40年前から都心と地方の格差は全く変わっていませんよ。そもそも親の年収が都心よりはるかに低ければ、大学はもちろんのこと首都圏に行く我が子に仕送り出来ないですからね。私は団塊世代の親に女の子は上京してまで大学に行く必要はないと言われたし、他にも兄弟が居たので断念せざるを得ませんでした。まだまだ女の子は地元で就職して結婚するって考え方は地方に蔓延っていますから。家庭によって考え方は違うかもしれませんが、都心の実家から大学へ通うのが圧倒的に有利な事は何も変わっていません。偏差値よりも親の価値観でしょうね。

女子の進学差別が北海道にはいまだに残っているとすれば驚きです。一番下のコメントみたいに、昭和のことなら都市部でも似たようなものだったのでわかりますが。


mil********


今の時代でもありますよ。
でも地方だと国立出たところで公務員や地銀
地元出ない限りたいして高級取りになるでもない(田舎の中では貰ってる方にはいるけど)

鼓腹撃壌


道内のある公立高校では、大手学習塾と組んで、優秀な学生に大学入試対策に取り組み効果が出ています。
公立高校入試に際して内申点が重視される一方で、優秀な生徒には物足りず、授業についていけない生徒は置いていかれる。
教師も学校も学校内・クラス内秩序を優先しがち。
幼稚園の段階から受験を経験させる大都市圏と比べ、子供の受験にあまり関心がない地方では、早い段階から差がついているように思います。
私の同期も優秀な者は道内に残らず、ほとんど道外で進学か就職している。
言い方は悪いが、親の学歴によって子供の教育環境が変わるので、地方では関心の薄い保護者が多いのではないか。
また中学から成績別のクラス編成をして、塾に行かずに高いクラスの高校受験対策を行い、また内申点の比重は下げるべきではないだろうか。

    fzc********


地方出身で関東で子育てしてると差を痛感する
関東の進学校はどんどん中高一貫化していて
必然的に小学校低〜中学年から学習習慣が定着された子どもが選抜され
さらに高校受験で区切られることなく6年かけて大学受験に向けて最適化されていく
一部の天才は地方公立高校から東大でも医学部でも入学していくだろうけど
ただの秀才くらいじゃもう太刀打ちできない

北海道だけではなく、都市部と地方では男女関係なくそこまでの教育格差が今もあるのか、本当に?私は地方在住の経験がないので、わかりません。

bkn*****


本質的な原因を敢えて触れないのかが疑問です。

  戦後から現在までの流れをみるに、明らかな地方から大都市への人口移動がみられます。これを分析すれば、戦後は地方貧困家庭に育った地頭がよい子供がまだ沢山いて、高卒公務員とか地元国立大学進学とかだったのが、彼らは経済的にも余裕がある家庭になり、孫世代は旧帝大や大都市の私立とかに進学するようになりで、地方に隠れた、埋もれた地頭がよい子供が段々いなくなり、今や小中トップ層は医者の子供ばかりみたいですからね。 平均的には広がっていなくても、地頭が良い子供の大都市、地方の格差が広がったからだと思います。

 地頭が良い子供が埋もれなくなったのは良いことだとは思いますが、東京への一極集中が過ぎるかと思います。

himajin

これ言うと怒られることは必至だが、優秀で高学歴な人は、地方の地元に戻らず都市部に就職し定住する。子どもは当然都市部に住む。これが世代を超えて繰り返されるうちに、人間として違う進化をしている可能性はないか?
つまり、地方には勉強が得意ではない遺伝子が濃くなり、対して都市部ではその逆となる。


SFの世界だとは思いたいが、血の選別をしている競馬は、たったの数世代で特徴がどんどん濃くなるのをファンとして体験しているし、人間だって通ずるところはある気がする。


    takm****


昔は長男は優秀でも地元に残って家を継ぎ、都会にでるのは次三男以下と決まっていたのが、高度成長期以降は優秀なら誰でも都会に出る人が多くなってきたのが今頃になって効いてきている可能性はありますね。

lil********


>>ima********氏
言いたいことはわかるが、それは公立の学力テストの結果だからなあ…。大都市圏では最優秀層は中学から私立(大阪除く)。ただ小学校時点での教育体制でいえば北東北は結構優れているのは事実ではある。
中学以後の話で言えば、旧帝大入学者の出身都道府県とか、ノーベル賞受賞者の出身高校とか見てみるといいと思うよ。
文化・文明の変化から錯覚しがちだが、人間は変わらない。知能というのがなんなのか未だ全貌すら見えていないし、筋力や瞬発力・持久力みたいな浅い領域で決定づけられるようなものでもなく、都市に集まる成功者=高知能でもなく、高知能=魅力的でもない。コメ主の言うような数代重ねた程度での遺伝情報の変化などはないんだよ。
仮に知能の構成要素や資質、その支配遺伝子が明確に判明した暁には、個人の感情を度外視して交配させ競走馬のような資質向上が起こりうるかもしれないが、ありえんでしょ?

xaa********


地方と都心での教育格差は、価値観の違いだと思う。
地方では、仕事で一番重要なのは、その地方独特の人との繋がり。同じ高校の先輩後輩(世代が違っても)、だれそれの親戚筋だとか。だから、それこそ大学は、どこでもよくて、どこの高校を卒業したのかのほうが重要。
ある意味、身分制度のような居心地の良さがある。地方の青年商工会なんか、2代目3代目の仲良しクラブだ。
こういう背景のない都心の住人は、拠り所を教育に求めるって話だと思う。

優秀な子が地方から都市部に移動し、そういう者同士で結婚して子孫を残すと、遺伝的に学力優秀層が生ずるのか?という議論です。遺伝要因の濃縮は数代程度では起こらず、環境要因の問題という意見もありますが、これはどうかな。自分の大学時代の同級生をみると、地方、都市部出身者にかかわらず割合同じ教育レベルでの結婚が多いです。その子弟達はというと、東大や難関大医学部進学率はかなり高いです。非常に高いといってもいい。このレベルになると家庭の価値観とか環境要因だけでは説明できません。地方→大都市圏への学力優秀層の移動も地方都市部間格差にある程度影響すると、私は考えます。


pur********


うちの父も夫も東京の有名で人気の大学出て、関東で就職して地元に戻ってきた人なんですけど、地方でいい仕事してる人はそういう方結構多いんです
私も父の後を継いで仕事してますけど、出会う方有名大学卒の方ばっかりですよ
意外と帰ってくる方多いんですよね

********


〉私も父の後を継いで仕事してますけど、出会う方有名大学卒の方ばっかりですよ
ワイは田舎を出た身だけど、友達で地方財界の跡取りの子らは大学は東京に行ってて、確かに、東大、早慶なんかもけっこういるわ。今思うと、教育費かけて英才教育されとったなあ。いずれ地元に戻されるから、東京で自由にさせてもらってたんかもしれないね。

    tsm********


あーすげぇわかる。
地方出て、偏差値高い有名な大学卒や大企業に勤めて地元にUターンしても、語られる学歴はどこの高校出てるかがスゲェ重要視されるね。

過去一で衝撃受けたのが知り合いでIntel(インテル)に勤めた後にUターンした方が、県庁の方に高校マウント(県で偏差値1位)取られてる場面に出くわした時は、これが地方なんやな…と。

都市部に出ても地元に戻る優秀層もそれなりにいるということです。最後のコメントはちょっと違う視点です。ちょっと悪意あるコメントですが、地元で働く時は高校同窓の縁も結構大事だということを暗示しています。地方だと旧制一中クラスのナンバーワン進学校でも、進路は上は東大から下は専門学校・高卒まで相当幅があります。しかし、この幅がその後多彩な人材を産出し、高校同窓会はそれ結ぶリンクとなる。地方ではそれが重要なネットワークになるということでしょう。


****


>例えば、高校の全国模試で偏差値55〜65、東京の私立大学で言えばGMARCHに合格できるほどの学力を持っている生徒が、「自分は親から北海道内/札幌市内の大学に行ってほしいと言われているので」と言って、道内1位の私立大学である北海学園大学に行くということがままあります。大手予備校はこの大学の偏差値を(学部にもよりますが)約40〜45程度と発表しています。

学費の差がゼロだとしても、東京に住むと住居費や生活費が4年間で800万円くらい余計にかかる
非常に大きな負担と言わざるを得ない

    ima********


地主の娘のところに、婿殿が来る。
広い家に住めて、婆ちゃんに育児を頼れる。
移動=クルマなので、子連れには便利。
このケースなら、都会に出るより幸せじゃない?

psv********


学費を具体的な投資だと思っている人は地方に多く、だから地方では医学部が強い。
実は首都圏のベッドタウンでは学費は抽象的な投資で、なんとなく偏差値の上を目指しがち。医学部に入れる学生が必ずしも医学部を目指さず、結果として地方より学費の費用対効果が弱い。

北海道はそれと正反対で、多くの学費を出せる世帯が農業で年収1000-2000万を目指せることを知っている。庶民が資本=生産手段を持てるから、偏差値だけ高い東京の大学へ行くより、どんな事業をやるかを考えて選びやすい。

マーチレベルの学生が道内の大学で資本を持つ手段を模索した場合、地方からマーチへ行く学生より年収は高くなる可能性が高い。

北海道の年収の低さは、大学を志さなくても食べていける仕事があり、その仕事で困らない安い住居費で生きていけるから。幸福度はベッドタウンより上かもしれない。

良い教育で得られる豊かな思考や価値観は、他の方法では絶対に得られない。逆説的ですが、多額のお金を払ってでも若いうちに良い教育を受ける方が能なしのまま地方金満家になるより遥かに楽しい人生だと、私は思いますがね。


*****


大学に行くのに下宿しなくちゃいけないなら、それだけで都内にいる人の2倍以上の教育費がかかるんだよね。
それだけの価値が本当にあるのか、まで考察したほうがいいと思う。

私も首都圏出身で、いまは地方にいるから、一度は広い世界を見たほうがいいと思うのは感じるけど、家業を継ぐ必要があるなら、地元で家業を継ぐための学問を履修したほうがいいという価値観もあると思う。

進学の数字だけみて、全国一律の価値観で話を進めるのは乱暴なんじゃないかと。

経営を学びに行くのだとしても、都会の論理が地方と同じであるかどうかはわからないし。

学んだ、地元に帰ってきた、実社会には役に立たなかった、にはならないという実例が必要なんじゃないの?

ima********


田舎だと、稼業=農家・飲食店・工務店ぐらい。
儲からないし、高卒でも就けるんだよね~

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都内の大学に地方から行くと、学費の他に生活費に500万〜1000万上乗せでしょ?これからはもっと上がるかも。

しかも、塾に行かせるなら、その分の教育費もかかる。

本人が、どうしても世界を動かす仕事がしたい、とか、サラリーマン家庭で、かつ塾に行かせなくとも、旧帝大以上に入って、それを生かした職に就けそうなら、応援するのはわかるけど。

都会にいって、キラキラした生活したいだけ、しかも地元に戻るかわからない、なら、都会じゃなくても、と思いますね。

これも違う。どんなに辺鄙な地方にいても、ネットがある今グローバルな視点が絶対必要。その地でしか通用しないルールしか知らなかったら、生き残れないです。


 あと北海道特有の事情をコメントしたものも多かったです。これらについては「道産子」でない私はよくわからないので、紹介に留めます。


ric********


同期で北海道出身で、北海道の有名で難関の国立大学出身の友人が数人いますが、進学校じゃないところはやばいといってました。
正直何がどうやばいか分からなかったのですが、会社の長い休みの時に彼らに北海道を案内してもらってたことがあるのですが、その時、海辺で缶やペットボトルを野焼きをしている地元の若者たちがいて「さっきやばいって言ったのは、ああいうをフツーにやっちゃうのが多いところだよ」と言っていました。
また、別の友達は東京のとある繁華街でいかにもな中高生をみて「東京はチャンスと情報に溢れてるのに勿体ないな」と言っていました。
彼らはあのような環境の中でも周りに流されず、志を持って勉強していたようで、色々と思うところがあったのだろうなと思いました。

c*****


北海道の成り立ちを考えたらわかりやすいです。ほとんどの場合、尋常小学校までしか行かせてもらえず、労働力として頑張った人たちの子孫。そう簡単に考えは変わらない。
やっと高卒が普通になったんじゃない?札幌ならともかく、他の地域じゃ親も大学に行っていないから、行かなくても生活できたから、進学に熱心じゃないし、進学のさせ方がわからない人もいる。
けど、それがそんなに悪いことなのかわわかんねなってきたね。農業も漁業も必要ですし、借金してまで行く必要があるか。
特別賢い子だけでいい気がします。

ule********


共通テストで一定ラインを超えた人のみが大学に進学でき、その上で地域ごとの国公立大に希望すれば進学出来るようにするべきかと思います。
その地域の高等教育に責任を持つという仕組み。
グローバルエリートの教育は私立が担えばいいと思います。アメリカなども名門校はみな私立です。優秀で教育に投資する家庭は私立に行き、一定の学力水準を満たすがお金をかけられない人は地域の国公立という分担がいいと思います。

nao********


学校数の比較でいろいろ語っていらっしゃいますが、高校の生徒数が、北海道ではこの10年で激減していて、今は神奈川県のほぼ半分なので、的確でない比較もあるように思いました。
また、他の方も指摘されていますが、地方の大学は東京のように偏差値輪切りにはなっていないので、「予備校の偏差値(合格最低ライン)=その大学の価値」という単純なラベリングも適切とは思えません。
今の日本の大学進学率は明らかに高すぎるので、この文章が、「中高生は上昇志向をもって難関大学を目指すべき」という前提で書かれているのには違和感を感じます。
大学進学率の低さなりに、高校卒業時点で一人前の大人として生活できるような中学高校の教育ができているかどうか、ということが、本来いちばん大切だと思います。


abcde


青函トンネルの開通や炭鉱の閉山など様々な要因で札幌以外の地域の人口が大幅に減少しています。各支庁(昔の言い方ですが)所在市の人口は一見減少していないのですが、その多くは町村合併によるものなので、市中心部に行くと見る影もないという市も存在します。私の出身校もかつては50~60人ほど北大に進学していましたが、定員割れが続き近隣の高校と合併するようです。
札幌と旭川以外は街そのものが衰退傾向にあるので、記事のような問題に直面しているのでしょう。
ただ、札幌の南北については、東大より北大・札医・旭医に進学するという傾向は昔からあり、今もそうなのかもとは思いました。また、北海道は国立大学が沢山あるので、私立大に行く必要をあまり感じませんでした。

よどみに浮かぶうたかた

自分も道産子(もうすぐ還暦)で、親に道外の大学進学は経済的に無理と言われて北大に進学した。同じような境遇の高校の同級生は多かった。特に女子はそう。北大に入ってみて、道外から北大に進学した学生のレベルが低くてびっくり。北海道出身者は余裕をもって北大に入る学生が多いけど、本州勢は何とか滑り込むパターンが多いから。数学や物理などは、「あなたたち大丈夫?」っていうくらいできない人多かった。成績上位者も北海道出身者が圧倒的に多かった記憶がある。そういう学生が本州の上位大学に行けないのはもったいないと言えばそうかもしれないが、地方大学でも同じように優秀な人材が才能を開花できる教育体制にすることが重要では?

hkd********


道内トップの北大への道内出身者進学率は3割を切っています。7割を占めるのが東京などから来た優秀な学生。

偏差値65の道内高校のテストを解いてみて、そんなに難しくなくない?と驚いたことがある。偏差値って全国ではなくその地域での相対評価だから、北海道に限らず人口が少ないと正確に出ないんですよね。北海道の偏差値65=東京の50くらいかと。

ms0********


北海道の某地域ではJAに勤めるのが最上、次点で道庁、それでもあぶれたのが一般会社 みたいなことを言っている人がいた(カルビーのような超大企業でも、その地域からしたら1工場で、その上流の作物を抑えているので下に見ている)
昔のことなのか、今もそうなのかはわからないが、そういう気質の人が上世代なら特に学歴いらないのは確か。

ただ東京は年収あっても物価高すぎる。

JAか。諸悪の根源みたいな日本ムラの共同体だが、それが最上位企業となるのはちょっと情けないです。

日常考えたことを書きます

森本レオ死去 〜「いい人」ではなかったような

ポワール

森本レオ死去のニュースが出てます。

森本レオさん、原因不明の突然死 穏やかな語り口のナレーションでも人気博した名優

9/12(土) 8:00配信

サンケイスポーツ


穏やかな語り口のナレーションでも人気を博した俳優、森本レオ(本名・森本治行=もりもと・はるゆき)さんが4日に死去していたことが11日、分かった。83歳だった。所属事務所によると、「原因不明の突然死」。葬儀は故人と遺族の意向で家族葬で執り行われた。お別れの会などは予定していないという。


森本さんが天国へ旅立った。


この日夜、所属事務所が発表。「原因不明の突然死ではありましたが、とても穏やかな顔で旅立ちました」と説明した。

森本さんは2010年2月に心筋梗塞で緊急入院するも、処置が早かったため3月に退院。近年は俳優としては表舞台から遠ざかっていたが、NHK「チコちゃんに叱られる!」やテレビ朝日系「クイズプレゼンバラエティー Qさま!!」で声の仕事をこなしていた。

2024年には一部週刊誌の取材に応じ、名古屋で暮らす家族と離れ、東京都内で悠々自適な老後生活を送っていると明かしていた。

1943(昭和18)年生まれ、日大藝術学部卒。浪人時代にドラマのエキストラのアルバイトをしたことから演技に興味を持ち、卒業後の67年に地元・NHK名古屋制作のドラマ「高校生時代」(『中学生日記』の前身)で俳優デビューした。

翌68年から東海ラジオ放送の深夜番組「ミッドナイト東海」でパーソナリティーを担当。番組内で自分のことを「オレ」と表現しようとしたが、当時は放送局の自主規制が厳しく却下。芸名を「森本オレ」にして自分のことを呼ぶなら良いかと食い下がるも却下され、逆さまにして「レオ」としたのが芸名の由来だ。

72年に上京し、俳優活動を本格化。74年にNHK「黄色い涙」に主演。その後もフジテレビ系「ロングバケーション」、「ショムニ」など数々の話題作に出演した。

また、肩の力が抜けた穏やかな声でナレーターとしても活躍。アニメ「きかんしゃトーマス」のナレーションや、ドラマ「王様のレストラン」の語りなどを務めた。ダチョウ倶楽部の肥後克広が、その特徴的な声をモノマネしていることでも知られる。私生活では1971年に元女優の森和代さん(森本和代)と結婚。1男1女をもうけた。

NHK名古屋局の「中学生日記」は有名で僕もよく視てましたが、その前身に「高校生時代」なんてドラマがあったのか。そこに出たとは教師役としてでしょうか。


 ヤフコメを見ると、死去を惜しむ声が多く寄せられています。演技ではテレビドラマ「ショムニ」のネコ課長を推す声が多いです。僕は週刊モーニングに連載された原作漫画が好きだったけど、ドラマ化した方はあまり見ませんでした。だからその名演技はよく知りません。僕が知っているのは、以前紹介したことがあるアニメ映画「オネアミスの翼」の主人公、シロツグ・ラーダット少佐の声です。ソ連時代の宇宙飛行士ガガーリンを模したと思われるシロツグは茫洋とした風貌でちょっと間抜けな性格だけど、やる時にはやる。それも損得抜きで猪突猛進。森本レオはそのキャラクターにぴったりの声でした。

 妻子とは長いこと別居生活を送っていたようです。週刊ポストからの抜萃です。

森本レオさんが亡くなる直前に語っていた「この先はそっと消えていきたいなと思っています」 妻とは長年別居、生活は完全に夜型…心筋梗塞で倒れた後の「あるがまま」の“終活”

9/12(土) 7:15配信


なるべくお金を使わずに…


 2010年に心筋梗塞で倒れてからは、きつい仕事は一切できなくなりました。2年前にも病気で寝込んでしまい、最近は声の仕事だけ、だましだましやっています。『Qさま!!』(テレビ朝日系)のナレーションは、仲のいい人に「短い仕事だから」と頼まれて、散歩がてらちょっとやっている感じ。本当は自分なんかいなくてもいいのに、ありがたい話です。おかげで老け込まずにすんでいます。

 僕は怠け者だから、同年代でバリバリ働いている役者さんたちは、みんな偉いと思う。妻はずっと名古屋で暮らしているので、長く別居生活が続いています。でも、家計の管理は妻や娘がやってくれていて、毎月20万円ずつ送ってくれる。「今月はもっといる」と言うと30万円送ってくれたり。ただ、今の生活だと、ほとんどは20万円で足りますね。

 少しずつだけど仕事があるし、これまでの貯金もあるので、取り崩していけばなんとかなるんじゃないですか。なるべくお金を使わずに早く死んでいくのが今のテーマです。妻からも「あまり粘らないで」という話になっています(笑)。

 家族って、たとえるなら「砦」のようなものでしょうか。たまに名古屋の家に行きますけど、家から書店まで20分、スーパーまで30分かかるし、ご飯も宅配に頼むことが多い。自分はそういう場所では暮らせないので、今の高円寺の家が終の棲家になると思います。

 僕はもう50年来、高円寺で暮らしてきて、何年か前に同じ高円寺にある1LDKの小さいマンションに引っ越しました。不動産会社に「駅から近くて安いとこないか」と言って探してもらって。

 ここは外食するのも便利だし、時々昔の仲間から電話がかかってきて、一緒にメシを食ったりもできる。結局は、人よりも自分。個人が守りたいことを守るのがいちばん大事なんじゃないですか。

中略

昔、高円寺にいた友人たちが出世して六本木かどこかに引っ越していったけど、そういう連中はみんな先に鬼籍に入ってしまいました。僕は若い頃から不摂生で、徹夜マージャンもしょっちゅうだったし、仲間内では「一番先に死ぬ」と言われていたんだけどね。

 振り返れば、自分はすごく幸運だったなと思います。往年の日活スターだった長門裕之さんに可愛がってもらったし、森繁久彌さんや大滝秀治さんら、偉大な先輩たちに優しくしてもらって、人生の話や恋の話などいろいろなことを教わりました。

 いい時代に役者として楽しめたので、この先はそっと消えていきたいなと思っています。毒を飲んで死ぬのは嫌だけど、散歩の途中でベンチに座って、寝たまま逝っちゃえればいいなぁ。この歳になったら、気ままに、ストレスがたまることをしないのが何より。終活と言えるかどうかはわかりませんが、最後まで「あるがまま」でいたいというのが、今の偽らざる気持ちです。


※週刊ポスト2026年9月25日・10月2日号

これだけをみると、森本レオは穏やかな性格でのんびりした老後暮らしの末にぽっくりいったような印象を受けます。妻子と別居とはいえ、理想的な人生に思えます。しかし、森本レオは過去に女性への暴行で週刊誌沙汰になったことを私は憶えています。検索すると、こんな感じでした。Xから引きます。

森本レオ(1943年生まれ、2026年9月4日没)に関する「性的暴行」の話は、主に2002年と2006年に週刊誌で報じられた、2人の女優による告発を指します。刑事事件として立件・有罪になったものではなく、週刊誌報道と当事者の告白に基づくものです。


○発端(2002年)


2002年4月、当時59歳の森本レオが20代後半の女性と同棲していると『女性セブン』で報じられました。記者会見で彼は男女の関係を「異文化交流みたいなもの」と表現し、大きな話題になりました。この発言がきっかけで、過去の出来事が掘り起こされました。


○水沢アキの告発(2002年)


女優の水沢アキ(1954年生まれ)が、17歳当時(1971〜72年頃)に森本レオから被害を受けたと週刊誌で告白しました。


初主演ドラマで共演した際、「演技指導」を口実に自宅へ連れ込まれた。

処女を奪われた(本人は「レイプされた」と表現)。

『週刊新潮』(2002年10月17日号)で「森本レオは17歳の私を騙してレイプした」という特集が組まれました。

水沢は家に帰って泣きながら血のついた下着を洗った、といった具体的な描写も報じられています。


○石原真理子の告発(2006年)


女優の石原真理子が自叙伝『ふぞろいな秘密』や『週刊大衆』(2006年12月)などで同様の内容を告白しました。

1981年秋、当時17歳(高校2年)のとき、所属事務所の紹介で森本から演技指導を受けるようになった。

最初は喫茶店でチェーホフの朗読などを指導されていたが、やがて森本のアパートがレッスン場になった。

ある日ベッドの縁でセリフ練習中に態度が急変し、「自然な演技のため」「ゆだねてごらん」などと言われ、制服姿のまま関係を持たされた。処女を奪われたと主張。

「今から入るよ。今入ったよ」といった実況中継のような発言や、避妊しなかったといった詳細も報じられました。


森本は当時38歳前後でした。


森本レオ側の対応

森本は両方のケースで「関係を持った事実はある」と認めました。ただし、

「合意の上だった」

「無理強いはしていない」

「強姦ではない」

と主張し、暴力があったとする報道については「暴力を振るう勇気もはずもございません」と否定しました。石原真理子の件では「いじらしくていい子だった」「真理子頑張れ」といったコメントも出しています。

森本レオはこの件で刑事・民事とも起訴・訴訟や裁判になってないので、はっきり究明されていません。しかし、水沢アキと石原真理子の告発は非常に似ており、事実だったと思われます。このように表沙汰になった事例以外にも累犯が多数あったのでないでしょうか。ヤフー知恵袋で森本レオの過去の女性暴行事件について問うた質問でこんな答えがありました。

ID非表示さん


2017/7/1 23:18

なぜその時に訴えなかったのかという意見は思慮浅過ぎるよ。

言わなかったんじゃない、言えなかったんだよ。

自分は駆け出しの17歳やそこらの少女、一方相手は先輩の大物俳優。訴えたら干される。泣き寝入りするしか生き残る道はなかった。

森本のような卑劣な人間はね、確実に逆らえない相手、泣き寝入りしてくれる相手を狙ってやるんだよ。

私はTV局で働いた経験があるんだが、森本は若い女性スタッフの胸や尻を当たり前のように触ったりするよ。

大物芸能人のオレ様、無名の女性スタッフになんかセクハラしたって許されて当たり前って感覚なんだろうな。

セクハラされた女性は相手が森本のような大物タレントでは抗議できず、泣き寝入りするしかない。

一般社会ではとんでもないことだが、芸能界ではこんなことは日常茶飯事。

森本にレイプされて心が壊れて自殺してしまった女の子もいたね。本当に可哀想。

それでも視聴者の多くは森本のあの顔と声でいい人そうと騙され、森本はのうのうと生きていく。

被害者が被害を訴えてもあんないい人そうな人がそんなことするわけがない、おかしな女が売名目的でいい加減なことを言っているんだろう、で済まされてしまう。なんて不条理な世の中だろうか。

これは業界関係者のコメントで事実でしょう。セクハラもいいところで、令和の時代ならとっくに逮捕でかなりの実刑をくらっていたと思います。優しそうなのは表の顔で、裏の顔は常に弱い獲物を狙って毒牙にかける。そんなところでしょう。所詮、男は多かれ少なかれそんなものかもしれません。森本レオのいいところは認めつつ、こういう軌跡にならぬよう自分には他山の石にするとしましょう。


 追伸

ヤフコメにこんなのもありました。これも事情通の方と思います。

masked“”“”


ほのぼのとした語り口と声の持ち主だったことでナレーターとして有名番組に数多く起用された。

死後の悪名が酷い。2000年代になって17歳で性被害に遭った女性俳優の告発を皮切りに被害女性の告発が続き世間を騒がせた。その後は干され気味ではあったが法的には裁かれず死去で逃げ切った。

長年住んでいた中央線沿線の飲食店でも尊大な態度や怒鳴り散らすなど色々出てきているところ。

被害者女性の無念を思うと決して許されない人間。今頃は地獄。

森本レオは酒乱の傾向があったのですかね?どういう状況かわかりませんが、高円寺界隈の飲食店にとってあまりありがたい客でなかったのかな。

フォローしたら呪います


芸能人から全く追悼のコメントがない人を初めて見た。とんでもない人だったんだな。ご冥福をお祈りします。

今朝までに(9月13日)森本レオを追悼した関係者のコメントは、名古屋時代からのファンだという放送作家の山田美保子くらいです。

《女性からモテた“気遣いの人”》森本レオさん「異文化交流」騒動の裏側 メディアが現場に殺到する中かかってきた1本の電話…相談を受けた山田美保子さんが明かす秘話

9/13(日) 7:15配信


一目惚れしたのは、その『深夜放送ファン』のグラビア。今でもハッキリと憶えている。後のトレードマークにもなるボタンダウンのシャツにクルーネックのセーター、そしてデニムというスタイルに綿入りのちゃんちゃんこを羽織り、ラジオなのにスタジオで立ち上がって話しているレオさんに「タイプ」と思ったのだ。


 後に、レオさんから「危ないね~」と呆れられたが、小学6年生のある土曜日の放課後、名古屋の東海ラジオまでレオさんに会いに行ったことがあった。レオさんがパーソナリティを務めている曜日を狙ったのだが結局、会えずじまいだった。

そこからはドラマや映画で「森本レオ」の名前を見つけては追いかけた。が、子供にはなかなか理解できない難しい役柄や癖の強い役柄が多く、しかも脇役ばかり。そしてレオさんは1971年5月、モデルで女優の森和代と結婚。映画『赤頭巾ちゃん気をつけて』で注目され、「グリコポッキー」のCMでは"ポッキーガール"を務めるなど「今後が楽しみ」な若手だったが、レオさんとの結婚を機に主婦業に専念する。ファンとしては"レオさんに選ばれた女性"として、彼女のことは忘れられない。 


〜中略


なかでも2002年4月、『女性セブン』で報じられた不倫同棲騒動をレオさんが「異文化交流」と表現した"囲み取材"の顛末には私も大きく関わっている。ナレーションの録音のためにスタジオ入りしていたレオさんを芸能記者やワイドショーのカメラが外で待ち構えていた日のこと。なんとレオさんから私に電話がかかってきた。マスコミ対応をするか否かの相談電話だった。


 ものすごく迷ったのだが、私の答えは「対応すべき」「ご自分の言葉で答えるべき」だった。レオさんのキャラクターや語彙の豊富さを考えれば、百戦錬磨のリポーター陣とも対峙できると思ったからだ。


 果たしてレオさんは"籠城"していたスタジオから出てきて誠実に"声かけ"に応じたが、今よりも視聴者女性が不倫に厳しかった時代。1996年の石田純一の「不倫は文化」ほどではなかったが、レオさんの「異文化交流」も大きく取り上げられ、結果、不倫を肯定したように映ったレオさんには批判が集まったが、マスコミ対応を進言した私に対し、レオさんは「ありがとね」と言ってくれた。


不倫は個人の問題と個人的には思うが、2000年代より今の方が世論は厳しいと思いますが?山田美保子はジャニーズ事務所性被害事件のコメントでも批判されており、あまり信用できません。まあ森本レオ本人は「俺はしたいことして生きてきた果報者よ。後は野となれ山となれ。」とあの世で思ってることでしょう。

日常考えたことを書きます