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悠仁さまが筑波大合格 〜おめでとうございます!



朝日新聞に速報が出ました。


12/11(水) 12:26配信

朝日新聞デジタル

悠仁さまが筑波大合格、春から大学生に 生物に関心


 高校3年生の秋篠宮家の長男悠仁さまが、筑波大生命環境学群の生物学類に推薦入試で合格した。11日、関係者への取材でわかった。キャンパスは茨城県つくば市にあり、来年4月に入学予定。

 悠仁さまは、11月28日、29日に実施された同大の推薦入試を受験。現在通っている筑波大付属高校の推薦に基づく書類審査や小論文試験、個人面接を経て、12月11日に合格発表があった。

 悠仁さまは幼い頃から自然や生物に関心があり、高校に通いながら、トンボの生息環境の調査研究を行ってきた。8月にも京都市で開催された昆虫に関する世界最大規模の学術会議「国際昆虫学会議」の会場を訪れ、国内外の研究者と交流した。


最近の大学受験は年内入試で合格を決める受験生が非常に多くなりました。ここ5年くらいでがらっと変わり、我々の頃のような学科試験の成績だけで合否を決める一般入試は少数派になりつつあります。それが良いことか悪いことか判断がつきませんが、少子化が劇的に進行する今避けがたい事態だと思っています。悠仁様もその時流に乗って、年内入試の推薦で筑波大学に合格を決めました。まことにおめでとうございます。


 最近メディアで跋扈する秋篠宮家をバッシングする風潮、吐き気を催すほど嫌悪感があります。眞子様と小室圭氏の結婚へのバッシング、その前から延々と続く紀子妃殿下に対するいやがらせや批判は、目に余るものがあります。他人の家のことにづかづか入りこんでプライヴァシーを侵害する言動を繰り返していて、いくら匿名とはいえ何とかならないのか?悪質な人権侵害を繰り返す(皇族とて人間です)こういうヤカラたちを探し出して検挙し、法的に罰することはできないものかとずっと思っています。皇族だから何を言ってもよいというものではない。「税金使ってるから口出しする権利がある」と仰るなら、自民党政治家たちが裏金や機密費としてそのゆうに100倍以上は費消している税金についてはなぜ指摘しないのだろうか?そういうひとたちは無論自民党など投票することもなく(その前の民主党も政権時は似たり寄ったり)日本共産党を支持していると思いますが、その割に共産党の議席は少ないナ!秋篠宮は誕生日の談話で語った「当事者的に見ると、いじめ的情報と感じる」とのご発言には、心中察してあまりあるものがあります。随分と抑えて言われたと思うのに、それですら文春などまた「国民と決別した」と扇情的な見出しであおっています。
いい加減にしろ!


 ふー、私としたことがついカッとなって不用意な発言になりました。しかし、こうやって延々と他人のことにちょっかいを出し嫌みを言い続けるヤカラたちは、ネットにしがみつく以外にやることがないのでしょう。もちろん東大とか京大といった日本で一流と言われる大学に行く学力などさらさらなく、それどころか大学に行くことすらどうかと思うような層なのでしょう。そして現実の世界にはうまくいかないあれこれがあって、それも能力不足で解決できないから、そういうところで鬱憤晴らしをする。傍から見てると、醜いというか滑稽としか言いようがないですが、標的にされる立場としてはたまったものではありません。


 悠仁様が今までの進学や受賞などで問題がなかったとは思っていません。特別扱いを受けていると感じます。しかし、それで何が悪いのでしょうか?「社会でひとは皆公平な扱いを受ける権利がある」と思っている人がいたとしたら、そういうのを「世間知らず」と申します。最初からさまざまな条件で、世の中は不公平に決まってる。遺伝でほぼ決まっている知力や身体の運動力、そして経済力なんて最初からいろいろ格差があって、当たり前。その中で歯を食いしばって己の能力の限界に挑戦しているなら、他人様がどうこうなんてどうでもいいことです。


 悠仁様の筑波大合格はまだ人生の最初に一歩に過ぎません。学問にしても、大学・大学院と関門が続き、難所があちこちに控えています。「学習院に行ってれば問題なかったのに」とひとを「かごの鳥」扱いして、心理的にコントロールしようとするヤカラたちに打ち勝って、成年皇族ひいては将来の天皇として逞しく成長していくことを願ってやみません。

マカジキの刺身 〜懐かしい昭和の味


カジキというと、今はほぼメカジキですね。メカジキの切り身は魚屋の常連ですが、最近随分高くなりました。養殖はできない魚だから、資源保護に十分留意しつつ漁獲してほしいものです。


 さて今回紹介するのは、マカジキです。マカジキは昔も頻繁に見掛ける魚でなかったと思いますが、そこそこはありました。しかし、最近は非常に稀になり滅多に見ません。上の身は浅草松屋デパートに11月末出ていたものですが、この時は珍しく安く3切れで500円ちょっとでした(上のはその1切れを3等分したもの)。切り身状態で売っていましたが、写真を見て判るように非常に鮮度がよいものでした。「これ、生で刺身にして食べられますか?」と売り場の大将に聞くと、ちょっと渋い顔をして「うーん、これ生食用におろしたものじゃないんで。それに今日入荷したものじゃないんですよ。」と言います。確かに鮮度が良くても下処理時に汚染されると、食中毒の原因になります。どうしようか迷いましたが、思い切って買って一部は上の切り身から刺身にしていただきました。美味しい!そのほのかにオレンジ色をした身はあっさりだけではない、少し脂も舌に残るねっとりとした味でした。たくさんは食べず、残りは煮付けにしましたが、こちらもメカジキと違い旨みのある仕上がりになりました。


 カジキの刺身、懐かしいです。自分が幼稚園生の頃、弟が生まれるためしばらく父方の実家に預けられていました。祖母がいて伯父家族と暮らしていましたが、2週間ほど面倒をみてもらった記憶があります。伯父夫婦は日中仕事に出ており、日中は祖母とまだ小さい従弟ひとりだけでした。ある日祖母がお昼に店屋物をとってくれると言いました、「お刺身丼にするね」と言うので、僕はわくわくしました。当時刺身はあまり食べる機会がなかったですからネ。待っていると登場した丼、蓋を開けると赤い刺身がたっぷり乗っています。おお!さっそくいただきまーす!となりましたが、刺身が異常に硬い!なんか筋張ってごりごりした身もあります。「おばあちゃん、これ何の魚?」と訊くと、「カジキだよ」と言います。カジキは初見でしたが、いや硬いのなんの。噛んでいると段々味がしてきますが、飲み込むのも大変でした。「おばあちゃん、カジキ硬いんだね」と言うとぎろっと睨まれました。「いろいろな身が入ってて美味しいじゃないか。文句言わずにお食べ。」と言われてしまいました。あの頃の昭和の庶民はまだ貧しいものでした。祖母からすると奮発して頼んだのに、そういう感想を孫に言われてむっとしたのでしょう。


 しかし、今回浅草松屋で手に入れたマカジキは柔らかく上品な味でした。マカジキの旬はまさに今、真冬の時期と聞きます。時期とか身の場所の違いがあるせいと思いますが、こういうマカジキなら下手なクロマグロに負けません。寧ろその軽い脂の乗り具合が独特で、クロマグロとは違う美味です。「あの時の刺身丼もこういう身を使っていれば旨かったろうな」と思いました。しかし、僕のことを可愛がってくれた祖母を思うと、あれはあれで60年近く経つ今も記憶に残っているという意味で悪くないことだったかもしれません。昭和の昔、冬は今よりずっと寒かった。しかし酷暑だった今年も急速に気温が下がり、マカジキを久しぶりに食べてふと昔を思い出しました。


 マカジキの美味しさ、だれか述べてないかな?と思って調べてみました。すると「美味しんぼ」で紹介されてたようです。元がすぐには見られないですが、「ろくまるぶろぐ」さんにあら筋が書かれていたので、少し引用します。僕の経験とすごく似たエピソードだったようです。

帝都新聞学芸部部長の平野法明と社員もやってきたところで近城がカジキの寿司を頼むも、カジキなんぞゴリゴリしていて油臭い場末の大衆食堂で食べるようなものだとバカにされ、過去にも似たような出来事があったことを懐古します。

近城の過去

    近城がまだ偉い先生の下でアシスタントをしていた頃に寿司屋でカジキを頼んだところ、食道楽の師匠らに母親までも侮辱されたことで大喧嘩になって退職。

    近城の父は勇が幼い頃に他界。母は再婚せず、身を粉にして働くも三度の飯がやっと。それでもたまのご馳走として、皿に綺麗に並べて出してくれたのがカジキの刺し身だった。

4人は近城の出身地・千葉県銚子から少し荒れた冬の海に出て突きん棒漁を写真に収めます。


現像してみると、近城の撮った写真はどれも上手でテクニックには問題なし。しかし、何か物足りなくイマイチ。

気を取り直して寿司ともでカジキの握りを食べると、近城は再び家族でカジキを食べた時の情景を思い浮かべ、食べ物には人の心が込められていることや自分の写真に足りなかったものを実感し、後日、素晴らしい出来の写真を撮ることに成功します。

マカジキ

身は橙色掛かった桃色。

脂が乗ってコッテリしているのに脂臭くなくしつこくなくて(まり子評)、冷凍マグロにあるようなエゴいようなしつこさもなく、軽い甘みがあって後口がスッキリして爽やか。(クリコ評)

1月と2月、房総沖から三浦半島沖の突きん棒で取れる冬のマカジキは、本マグロも敵わない。

季節外れのクロカワ、シロカワは大して美味しくないからカジキは低くみられがちだが、カジキの真価を云々するためには、真冬のマカジキを食べなければいけない。(士郎評)


うーむ、まったく同じといっていいそっくりな経験と感想ではないか! びっくり!!

年末になりました

あっという間に12月になり、今年も残り3週間足らずとなりました。


今年度の後期は殺人的な忙しさで、辞めていった教員の穴埋めやら何やらで仕事以外ほとんどできなくなってしまいました。自分はあまり勤勉な学生生活でなかったので(「あまり」ですよ。「全然」ではない。)ひとのことは責められませんが、学生が聞き流しているような授業であってもその組み立てにはかなり神経を遣います。当然ですが正しく理解して教えないとなりませんが、理解してても他人がわかるように教えるのはまた次元が違います。また学生はひとりでなく沢山いるので、その最大公約数をとりながらバランスがとれた内容にするのにも、骨を折るものです。そういうことを最優先でおこなっていると、土日もまる一日勤務の状態となり、考えてみると後期に入ってから1日も休めませんでした。


 なんとか後期終わりまでの目処がたち、ほっとしているところです。しかし、終講試験や入試が終わると、次年度のタスクへの準備が本格化します。退職した先生分で補充していかないとならない授業は次年度までまだ残留するので、依然として余裕がそれほどありません。ブログの方は無理ないように、そろそろと再開するつもりです。いろいろと書きたいことが貯まっています。


 今朝の通勤電車で、アサヒ・ドライの500 cc缶をぐびぐび呑みながら何やらモサモサ食ってる奴がいました。朝5時台の下りの空いた車内ですが、いいなあ。私もああいうハレンチでフシダラなことしてみたい!