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北大はなぜ道内出身者が少なくなったのか 〜地方と東京の格差

ポワール

今春(2026年)の北大の入試結果が公表されました。一番の注目は地元占有率(道内出身者)ですが、今年はかろうじて30%を越えました。しかし、2025年は30%を切り、ここ30年ほど地元(道内)占有率は漸減傾向が続きます。


 昨年(2025年)の東洋経済の記事から引きます。

令和に都心と地方の教育格差が広がっているのはなぜ?「北海道の平均年収=400万円台」「道内1位の私立大学=偏差値約40」に見る当然の理由

10/21(火) 10:30


連載第207回は、深刻な教育格差が広がる実情について、北海道で最大規模の生徒数を誇る練成会グループの副社長・山崎敏史さんに伺いました。


■北大の道内出身者は3割以下

 ――まず、現状の数字から一緒に見ていければと思います。2008年には北大入学者のうち道内出身者が53%を占めていたのが、2025年には29.6%まで下がったという統計があります。人数で言えば、約500〜600人の減少となっていますね。


 山崎さん:そうなんです。私も北大出身ですが、私の頃(注:約40年前)は、北大の学生の6割が道内出身でした。それがいまは3割を切る。まさに「地元の大学」ではなくなってしまっているんです。しかも後期試験にいたっては、ほとんどが関東圏の高校出身者で、道内の学生は約11%、学部によっては一桁台しか道内出身合格者がいない程度になってしまっています。東京や関東の生徒たちが、東大・京大に届かなかった“第2志望”として北大を受ける構図が出来上がってしまっていると言えるでしょう。


 ――つまり、北海道の高校生が北大受験で勝てなくなっているということですね。確かに、自分も仕事柄関東圏の名門中高一貫校にお邪魔することがありますが、東大・京大に惜しくも届かなかった学生が浪人することなく北大に進学する流れを良く見ています。北大自体の偏差値は下がっていないですよね。


 山崎さん:下がっていませんね。ただ、その内訳はこの10年で大きく変化しているという現状があります。

我々の大学受験時代の頃から、関東からも近郊の国立大を避け北大を志望する高校生は一定数いました。しかし、最近はますますその数が増えてついに道内出身者のシェアに影響を与えるまで大きくなったと言えます。特に後期日程で受けられる旧帝大は北大と東北大の一部学科に限定されるようになり、合格できる学力レベルが相当高くなっています。道内高校生には太刀打ちできないのでしょう。


 ――東大合格者の割合はどうでしょう。他の都道府県と比べても少ないのでしょうか。


 山崎さん:人口900万人を抱える神奈川県と比べてみると、その差が非常によく理解できると思います。人口500万人の北海道ですが、高校数は神奈川が約227校、北海道が約272校と、実は大きくは変わりません。しかし、2025年東大合格者数で見ると、神奈川392人、北海道56人となっています。神奈川県の公立高校のトップは横浜翠嵐高校ですが、この高校の東大合格者数が74人、一校で北海道全体を遥かに超える人数です。一方で、北海道の公立高校のトップは札幌南高校ですが、ここの東大合格者数は18人。この差は、単なる人口差では説明できないほどの開きです。


――それは本当に大きな開きですね。さまざまな要因があると思いますが、自分の推論としては、「本州の大学ではなく、大学進学でも道内に留まりたい」という思考が強いのかなと思っているのですが、どうでしょうか。


 山崎さん:本当にそうだと思います。特に親世代の、子どもの進路選択における道内志向は非常に強固です。例えば、高校の全国模試で偏差値55〜65、東京の私立大学で言えばGMARCHに合格できるほどの学力を持っている生徒が、「自分は親から北海道内/札幌市内の大学に行ってほしいと言われているので」と言って、道内1位の私立大学である北海学園大学に行くということがままあります。大手予備校はこの大学の偏差値を(学部にもよりますが)約40〜45程度と発表しています。

まあ神奈川は東大のお膝元といっていい近隣地域だから、一概に北海道と比較するのは無理でないか。関西とて人口規模を考えると、そこまで東大進学者割合は多くないです。


■なぜ「もったいない」選択をするのか

 ――偏差値で言えば、10以上も低いですね……。大学を差別する意図はありませんが、正直、都会の価値観で言えば「なんてもったいない」と思ってしまいますね。

 山崎さん:これと同じことは、北大志望の生徒に対しても言えます。進学先を道内に限定している生徒の場合、北大を第一志望、第二志望は小樽商科大学や室蘭工業大学になります。小樽商科大学は大手予備校によれば偏差値約50と発表しており、室蘭工業大学は偏差値約35と発表しています。

 ――北大は偏差値60以上とされていますから、非常に大きな乖離があると言わざるを得ませんね……。そりゃ、道内で大学進学を目指すのであれば、北大は目指しにくくなってしまいますね。

 山崎さん:この道内志向は、経済的な面による部分も多いと思っています。厚生労働省の発表によれば、北海道の平均年収は400万円台です。総務省のデータでは、年収1000万円以上の世帯は北海道内には3〜4%だと言われています。

北海道内に限定すると、もともと学生数・大学数ともに多くないので、大学間格差が大きくなっても仕方ない気がします。しかし、道内高校生は北大滑り止めとして道外の私立大を受験することはかなり少ないだろうと想像します。


■経済格差が教育格差と結びついている


 ――東大の学生実態調査のデータを見ると、世帯年収950万円以上の家庭が半数近くを占めると言われていますよね。そう考えると、かなり年収としても差が大きいですね。東京の物価は高いですし、道内進学でなければ経済的にきつい、という状況もありそうですね。教育に投資するといっても、400万円台の家庭で年間50万円程度の塾・予備校代を払うのは難しいですよね。

 山崎さん:それでも他の地域であれば、親のさらに上の世代・おじいちゃんやおばあちゃんが孫のためにお金を出す、なんてこともあるでしょうが、北海道はそういった文化は形成されていません。塾を経営していても、そういったことは本当にレアケースです。やはりそもそもの文化的な価値観から言って、教育は子供の将来にきわめて有効な効果の大きい投資であるという感覚がかなり薄いんですよ。


 ――経済格差が教育格差と結びついてしまっていて、教育格差がまた次の経済格差を生む、ということなのかもしれませんね。函館だと、高校を選ぶときに、函館中部高校(北大合格者が年約20人・東大合格者も年1〜2人程度出る高校)か、函館工業高等専門学校(函館高専)で悩む学生が多いと聞きます。もちろん函館高専から北大に進学する人もいらっしゃいますが、しかし基本的には就職が前提ですよね。高校時点での学力が高くても、大学の進学にこだわる選択肢を取っていないということになるわけですね。

 山崎さん:そうですね。正直に言えば、親の教育に対する価値観に大きな違いがある。就職が安定している、地元に残れる、そういう価値観が強い。都市圏のように「大学に行って学びを広げよう」という意識とは根本的に違うんですよ。

北海道に住むひとの家庭環境には元々進学熱が高くないということかと思います。しかし、今から30年ほど前なら、地方だったら全国どこでもそんな感じだったでしょう(高校出たら、もう十分)。その意味で北海道には進学に関する意識が旧態依然だと捉える見方もあります。


 ――なるほど。つまり「学歴より安定」「進学より就職」という価値観がいまだに強いわけですね。


 山崎さん:そうなんです。そしてこれが個人的に一番の問題かもしれないと思っているのですが、北海道の高校入試制度が、1970年代後半から基本構造が同じで、ほとんど変化がないという教育行政の問題です。

 たとえば、東京では石原都知事の時代に都立高校改革が進み、公立中高一貫校の整備や、トップ校の明確な目標設定が進みました。茨城県でも、県立の進学校を一気に中高一貫化しています。しかし北海道は、公立中高一貫校が全道で2校しかない。人口500万人の道内に2校しかないんです。


 ――それは驚きの数字ですね。

 山崎さん:もともと北海道の公立高校入試は内申点重視で、チャレンジがしづらい仕組みです。一度「この学校にしなさい」と決められたら、もう動けない。結果、競争も刺激も生まれず、努力する動機が失われていく。本来なら「挑戦すること」そのものが学びなのに、制度と慣習がそれを奪っているように感じています。

 そして、そういうシステムの中で育った生徒が教師になり、また次の世代に同じ指導をする。これが北海道の“構造的な教育停滞”の正体だと思っています。

思った通りの分析ですが、その受験マインドって教育制度や教育行政の問題なのか?制度や行政は高等教育を受けたいと思う生徒の後押しはできるが、生徒の内的モチベーションの活性化は無理でしょう。公立校についていえば内申点(評定平均)重視は北海道に限った話ではない。東京都立高校も同じです。


■「上」を目指す意欲が少ない

 ――なるほど。文科省のデータを見ると、北海道の中学3年生のうち英検3級相当を取得している生徒が17.6%しかいません。行政が英語スピーキングを入試に導入したさいたま市では78.3%。他に高い地域は福井県78.8%、東京都が43.5%ですが、これらの地域も英検の取得を推奨していますよね。行政が動くと変化するというのはおっしゃる通りだと思います。

山崎さん:生徒も、「上」を目指す意欲がかなり少ないですね。北海道の公立高校の倍率は他の地域に比べても低く、公立トップの札幌南高校でも倍率1.5倍にはほとんどなりません。せいぜい1.3倍程度。指導していて、「君、札幌南高校目指せる学力があると思うよ」と言っても、「いや、自分はそこまでは……」とやる前から諦めるというよりも考えにも入ってこないことが多いです。「道内の大学に進学できればいいから、札幌南なんていいよ。親もそう言ってるし」と。環境の影響の大きさですよね。北海道の中だと、札幌はまだそれでも教育に熱心な親御さんもいらっしゃいますが、地方部ではなかなかそういった機運がないというのが正直なところです。


 ――……すごく言いにくいことを言いますが、北海道の経済って、かなり落ち込んでいますよね……。

 山崎さん:そうですね。日本で初めて財政破綻した夕張市に続き、財政破綻がちらついている町の報道がよくあります。また、北海道はよく沖縄県と比較されますが、最大の違いは合計特殊出生率の低さです。沖縄は多産志向ですが、北海道は深刻な人口減少に悩まされている地域が多数あります。増田寛也氏の著書『地方消滅』の中では、2050年までに消滅する可能性が高いとされる都市が179自治体のうち117自治体となっています。この117自治体の中には、函館も釧路も入っていますからね。


■「道内就職でいい」「道内進学でいい」という価値観

 ――「道内就職でいい」「道内進学でいい」という価値観だと、子供の未来に責任を持てない、どうしようもないところに来ているのではないか、と僕なんかは考えてしまいますね……。漫画『ドラゴン桜』の最初のシーンを思い出します。

進学に関して北海道民の意識が低すぎるのが問題としても、経済的貧しさがその原因でしょうか?それ言うのなら明治時代の日本はそれこそものすごく貧しかったと思うけど、向学心がすごく低かったというわけでもないです。もっと違う原因があるのでないか?ヤフコメを見ます。



xia********


女子は浪人が許されないらしい。
落ちたときは親の知り合いの会社とかに就職するらしい。
今は専門職で院に行ったり管理職やったりしてる人材を中小の会社の事務にしちゃう地方。
途上国ではなく、同じ日本に生まれてちょっと住むところが違うだけで、自分も高卒で働かなくてはいけなかった可能性に当時恐怖した。

Koko


父親が、女の子は県外に出るなという方針の級友は、合格すればさすがに行かせてもらえるだろうとこっそり(母親の助けはあったかもしれない)MARCHのある大学の推薦を受け受かった。しかし結局父親の反対で地元国立を受けされられ不合格。浪人して翌年地元の短大に入った。(まともな私立4大のない田舎です)
ある国家資格を取って〇〇士になりたいと話していたのに、そのための学びができるMARCHの学科に合格したのに…。本当に勿体ない。

tom*****


北海道出身ですが、40年前から都心と地方の格差は全く変わっていませんよ。そもそも親の年収が都心よりはるかに低ければ、大学はもちろんのこと首都圏に行く我が子に仕送り出来ないですからね。私は団塊世代の親に女の子は上京してまで大学に行く必要はないと言われたし、他にも兄弟が居たので断念せざるを得ませんでした。まだまだ女の子は地元で就職して結婚するって考え方は地方に蔓延っていますから。家庭によって考え方は違うかもしれませんが、都心の実家から大学へ通うのが圧倒的に有利な事は何も変わっていません。偏差値よりも親の価値観でしょうね。

女子の進学差別が北海道にはいまだに残っているとすれば驚きです。一番下のコメントみたいに、昭和のことなら都市部でも似たようなものだったのでわかりますが。


mil********


今の時代でもありますよ。
でも地方だと国立出たところで公務員や地銀
地元出ない限りたいして高級取りになるでもない(田舎の中では貰ってる方にはいるけど)

鼓腹撃壌


道内のある公立高校では、大手学習塾と組んで、優秀な学生に大学入試対策に取り組み効果が出ています。
公立高校入試に際して内申点が重視される一方で、優秀な生徒には物足りず、授業についていけない生徒は置いていかれる。
教師も学校も学校内・クラス内秩序を優先しがち。
幼稚園の段階から受験を経験させる大都市圏と比べ、子供の受験にあまり関心がない地方では、早い段階から差がついているように思います。
私の同期も優秀な者は道内に残らず、ほとんど道外で進学か就職している。
言い方は悪いが、親の学歴によって子供の教育環境が変わるので、地方では関心の薄い保護者が多いのではないか。
また中学から成績別のクラス編成をして、塾に行かずに高いクラスの高校受験対策を行い、また内申点の比重は下げるべきではないだろうか。

    fzc********


地方出身で関東で子育てしてると差を痛感する
関東の進学校はどんどん中高一貫化していて
必然的に小学校低〜中学年から学習習慣が定着された子どもが選抜され
さらに高校受験で区切られることなく6年かけて大学受験に向けて最適化されていく
一部の天才は地方公立高校から東大でも医学部でも入学していくだろうけど
ただの秀才くらいじゃもう太刀打ちできない

北海道だけではなく、都市部と地方では男女関係なくそこまでの教育格差が今もあるのか、本当に?私は地方在住の経験がないので、わかりません。

bkn*****


本質的な原因を敢えて触れないのかが疑問です。

  戦後から現在までの流れをみるに、明らかな地方から大都市への人口移動がみられます。これを分析すれば、戦後は地方貧困家庭に育った地頭がよい子供がまだ沢山いて、高卒公務員とか地元国立大学進学とかだったのが、彼らは経済的にも余裕がある家庭になり、孫世代は旧帝大や大都市の私立とかに進学するようになりで、地方に隠れた、埋もれた地頭がよい子供が段々いなくなり、今や小中トップ層は医者の子供ばかりみたいですからね。 平均的には広がっていなくても、地頭が良い子供の大都市、地方の格差が広がったからだと思います。

 地頭が良い子供が埋もれなくなったのは良いことだとは思いますが、東京への一極集中が過ぎるかと思います。

himajin

これ言うと怒られることは必至だが、優秀で高学歴な人は、地方の地元に戻らず都市部に就職し定住する。子どもは当然都市部に住む。これが世代を超えて繰り返されるうちに、人間として違う進化をしている可能性はないか?
つまり、地方には勉強が得意ではない遺伝子が濃くなり、対して都市部ではその逆となる。


SFの世界だとは思いたいが、血の選別をしている競馬は、たったの数世代で特徴がどんどん濃くなるのをファンとして体験しているし、人間だって通ずるところはある気がする。


    takm****


昔は長男は優秀でも地元に残って家を継ぎ、都会にでるのは次三男以下と決まっていたのが、高度成長期以降は優秀なら誰でも都会に出る人が多くなってきたのが今頃になって効いてきている可能性はありますね。

lil********


>>ima********氏
言いたいことはわかるが、それは公立の学力テストの結果だからなあ…。大都市圏では最優秀層は中学から私立(大阪除く)。ただ小学校時点での教育体制でいえば北東北は結構優れているのは事実ではある。
中学以後の話で言えば、旧帝大入学者の出身都道府県とか、ノーベル賞受賞者の出身高校とか見てみるといいと思うよ。
文化・文明の変化から錯覚しがちだが、人間は変わらない。知能というのがなんなのか未だ全貌すら見えていないし、筋力や瞬発力・持久力みたいな浅い領域で決定づけられるようなものでもなく、都市に集まる成功者=高知能でもなく、高知能=魅力的でもない。コメ主の言うような数代重ねた程度での遺伝情報の変化などはないんだよ。
仮に知能の構成要素や資質、その支配遺伝子が明確に判明した暁には、個人の感情を度外視して交配させ競走馬のような資質向上が起こりうるかもしれないが、ありえんでしょ?

xaa********


地方と都心での教育格差は、価値観の違いだと思う。
地方では、仕事で一番重要なのは、その地方独特の人との繋がり。同じ高校の先輩後輩(世代が違っても)、だれそれの親戚筋だとか。だから、それこそ大学は、どこでもよくて、どこの高校を卒業したのかのほうが重要。
ある意味、身分制度のような居心地の良さがある。地方の青年商工会なんか、2代目3代目の仲良しクラブだ。
こういう背景のない都心の住人は、拠り所を教育に求めるって話だと思う。

優秀な子が地方から都市部に移動し、そういう者同士で結婚して子孫を残すと、遺伝的に学力優秀層が生ずるのか?という議論です。遺伝要因の濃縮は数代程度では起こらず、環境要因の問題という意見もありますが、これはどうかな。自分の大学時代の同級生をみると、地方、都市部出身者にかかわらず割合同じ教育レベルでの結婚が多いです。その子弟達はというと、東大や難関大医学部進学率はかなり高いです。非常に高いといってもいい。このレベルになると家庭の価値観とか環境要因だけでは説明できません。地方→大都市圏への学力優秀層の移動も地方都市部間格差にある程度影響すると、私は考えます。


pur********


うちの父も夫も東京の有名で人気の大学出て、関東で就職して地元に戻ってきた人なんですけど、地方でいい仕事してる人はそういう方結構多いんです
私も父の後を継いで仕事してますけど、出会う方有名大学卒の方ばっかりですよ
意外と帰ってくる方多いんですよね

********


〉私も父の後を継いで仕事してますけど、出会う方有名大学卒の方ばっかりですよ
ワイは田舎を出た身だけど、友達で地方財界の跡取りの子らは大学は東京に行ってて、確かに、東大、早慶なんかもけっこういるわ。今思うと、教育費かけて英才教育されとったなあ。いずれ地元に戻されるから、東京で自由にさせてもらってたんかもしれないね。

    tsm********


あーすげぇわかる。
地方出て、偏差値高い有名な大学卒や大企業に勤めて地元にUターンしても、語られる学歴はどこの高校出てるかがスゲェ重要視されるね。

過去一で衝撃受けたのが知り合いでIntel(インテル)に勤めた後にUターンした方が、県庁の方に高校マウント(県で偏差値1位)取られてる場面に出くわした時は、これが地方なんやな…と。

都市部に出ても地元に戻る優秀層もそれなりにいるということです。最後のコメントはちょっと違う視点です。ちょっと悪意あるコメントですが、地元で働く時は高校同窓の縁も結構大事だということを暗示しています。地方だと旧制一中クラスのナンバーワン進学校でも、進路は上は東大から下は専門学校・高卒まで相当幅があります。しかし、この幅がその後多彩な人材を産出し、高校同窓会はそれ結ぶリンクとなる。地方ではそれが重要なネットワークになるということでしょう。


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>例えば、高校の全国模試で偏差値55〜65、東京の私立大学で言えばGMARCHに合格できるほどの学力を持っている生徒が、「自分は親から北海道内/札幌市内の大学に行ってほしいと言われているので」と言って、道内1位の私立大学である北海学園大学に行くということがままあります。大手予備校はこの大学の偏差値を(学部にもよりますが)約40〜45程度と発表しています。

学費の差がゼロだとしても、東京に住むと住居費や生活費が4年間で800万円くらい余計にかかる
非常に大きな負担と言わざるを得ない

    ima********


地主の娘のところに、婿殿が来る。
広い家に住めて、婆ちゃんに育児を頼れる。
移動=クルマなので、子連れには便利。
このケースなら、都会に出るより幸せじゃない?

psv********


学費を具体的な投資だと思っている人は地方に多く、だから地方では医学部が強い。
実は首都圏のベッドタウンでは学費は抽象的な投資で、なんとなく偏差値の上を目指しがち。医学部に入れる学生が必ずしも医学部を目指さず、結果として地方より学費の費用対効果が弱い。

北海道はそれと正反対で、多くの学費を出せる世帯が農業で年収1000-2000万を目指せることを知っている。庶民が資本=生産手段を持てるから、偏差値だけ高い東京の大学へ行くより、どんな事業をやるかを考えて選びやすい。

マーチレベルの学生が道内の大学で資本を持つ手段を模索した場合、地方からマーチへ行く学生より年収は高くなる可能性が高い。

北海道の年収の低さは、大学を志さなくても食べていける仕事があり、その仕事で困らない安い住居費で生きていけるから。幸福度はベッドタウンより上かもしれない。

良い教育で得られる豊かな思考や価値観は、他の方法では絶対に得られない。逆説的ですが、多額のお金を払ってでも若いうちに良い教育を受ける方が能なしのまま地方金満家になるより遥かに楽しい人生だと、私は思いますがね。


*****


大学に行くのに下宿しなくちゃいけないなら、それだけで都内にいる人の2倍以上の教育費がかかるんだよね。
それだけの価値が本当にあるのか、まで考察したほうがいいと思う。

私も首都圏出身で、いまは地方にいるから、一度は広い世界を見たほうがいいと思うのは感じるけど、家業を継ぐ必要があるなら、地元で家業を継ぐための学問を履修したほうがいいという価値観もあると思う。

進学の数字だけみて、全国一律の価値観で話を進めるのは乱暴なんじゃないかと。

経営を学びに行くのだとしても、都会の論理が地方と同じであるかどうかはわからないし。

学んだ、地元に帰ってきた、実社会には役に立たなかった、にはならないという実例が必要なんじゃないの?

ima********


田舎だと、稼業=農家・飲食店・工務店ぐらい。
儲からないし、高卒でも就けるんだよね~

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都内の大学に地方から行くと、学費の他に生活費に500万〜1000万上乗せでしょ?これからはもっと上がるかも。

しかも、塾に行かせるなら、その分の教育費もかかる。

本人が、どうしても世界を動かす仕事がしたい、とか、サラリーマン家庭で、かつ塾に行かせなくとも、旧帝大以上に入って、それを生かした職に就けそうなら、応援するのはわかるけど。

都会にいって、キラキラした生活したいだけ、しかも地元に戻るかわからない、なら、都会じゃなくても、と思いますね。

これも違う。どんなに辺鄙な地方にいても、ネットがある今グローバルな視点が絶対必要。その地でしか通用しないルールしか知らなかったら、生き残れないです。


 あと北海道特有の事情をコメントしたものも多かったです。これらについては「道産子」でない私はよくわからないので、紹介に留めます。


ric********


同期で北海道出身で、北海道の有名で難関の国立大学出身の友人が数人いますが、進学校じゃないところはやばいといってました。
正直何がどうやばいか分からなかったのですが、会社の長い休みの時に彼らに北海道を案内してもらってたことがあるのですが、その時、海辺で缶やペットボトルを野焼きをしている地元の若者たちがいて「さっきやばいって言ったのは、ああいうをフツーにやっちゃうのが多いところだよ」と言っていました。
また、別の友達は東京のとある繁華街でいかにもな中高生をみて「東京はチャンスと情報に溢れてるのに勿体ないな」と言っていました。
彼らはあのような環境の中でも周りに流されず、志を持って勉強していたようで、色々と思うところがあったのだろうなと思いました。

c*****


北海道の成り立ちを考えたらわかりやすいです。ほとんどの場合、尋常小学校までしか行かせてもらえず、労働力として頑張った人たちの子孫。そう簡単に考えは変わらない。
やっと高卒が普通になったんじゃない?札幌ならともかく、他の地域じゃ親も大学に行っていないから、行かなくても生活できたから、進学に熱心じゃないし、進学のさせ方がわからない人もいる。
けど、それがそんなに悪いことなのかわわかんねなってきたね。農業も漁業も必要ですし、借金してまで行く必要があるか。
特別賢い子だけでいい気がします。

ule********


共通テストで一定ラインを超えた人のみが大学に進学でき、その上で地域ごとの国公立大に希望すれば進学出来るようにするべきかと思います。
その地域の高等教育に責任を持つという仕組み。
グローバルエリートの教育は私立が担えばいいと思います。アメリカなども名門校はみな私立です。優秀で教育に投資する家庭は私立に行き、一定の学力水準を満たすがお金をかけられない人は地域の国公立という分担がいいと思います。

nao********


学校数の比較でいろいろ語っていらっしゃいますが、高校の生徒数が、北海道ではこの10年で激減していて、今は神奈川県のほぼ半分なので、的確でない比較もあるように思いました。
また、他の方も指摘されていますが、地方の大学は東京のように偏差値輪切りにはなっていないので、「予備校の偏差値(合格最低ライン)=その大学の価値」という単純なラベリングも適切とは思えません。
今の日本の大学進学率は明らかに高すぎるので、この文章が、「中高生は上昇志向をもって難関大学を目指すべき」という前提で書かれているのには違和感を感じます。
大学進学率の低さなりに、高校卒業時点で一人前の大人として生活できるような中学高校の教育ができているかどうか、ということが、本来いちばん大切だと思います。


abcde


青函トンネルの開通や炭鉱の閉山など様々な要因で札幌以外の地域の人口が大幅に減少しています。各支庁(昔の言い方ですが)所在市の人口は一見減少していないのですが、その多くは町村合併によるものなので、市中心部に行くと見る影もないという市も存在します。私の出身校もかつては50~60人ほど北大に進学していましたが、定員割れが続き近隣の高校と合併するようです。
札幌と旭川以外は街そのものが衰退傾向にあるので、記事のような問題に直面しているのでしょう。
ただ、札幌の南北については、東大より北大・札医・旭医に進学するという傾向は昔からあり、今もそうなのかもとは思いました。また、北海道は国立大学が沢山あるので、私立大に行く必要をあまり感じませんでした。

よどみに浮かぶうたかた

自分も道産子(もうすぐ還暦)で、親に道外の大学進学は経済的に無理と言われて北大に進学した。同じような境遇の高校の同級生は多かった。特に女子はそう。北大に入ってみて、道外から北大に進学した学生のレベルが低くてびっくり。北海道出身者は余裕をもって北大に入る学生が多いけど、本州勢は何とか滑り込むパターンが多いから。数学や物理などは、「あなたたち大丈夫?」っていうくらいできない人多かった。成績上位者も北海道出身者が圧倒的に多かった記憶がある。そういう学生が本州の上位大学に行けないのはもったいないと言えばそうかもしれないが、地方大学でも同じように優秀な人材が才能を開花できる教育体制にすることが重要では?

hkd********


道内トップの北大への道内出身者進学率は3割を切っています。7割を占めるのが東京などから来た優秀な学生。

偏差値65の道内高校のテストを解いてみて、そんなに難しくなくない?と驚いたことがある。偏差値って全国ではなくその地域での相対評価だから、北海道に限らず人口が少ないと正確に出ないんですよね。北海道の偏差値65=東京の50くらいかと。

ms0********


北海道の某地域ではJAに勤めるのが最上、次点で道庁、それでもあぶれたのが一般会社 みたいなことを言っている人がいた(カルビーのような超大企業でも、その地域からしたら1工場で、その上流の作物を抑えているので下に見ている)
昔のことなのか、今もそうなのかはわからないが、そういう気質の人が上世代なら特に学歴いらないのは確か。

ただ東京は年収あっても物価高すぎる。

JAか。諸悪の根源みたいな日本ムラの共同体だが、それが最上位企業となるのはちょっと情けないです。

日常考えたことを書きます