ゲンジスミレ 〜今年も生きていてほっ!
高崎市の某所路上です。アスファルトで固められた道ばたですが、数年前からゲンジスミレが生えていることに気づきました。
ゲンジスミレはスミレ科の植物で、花はやや赤に近い紫色です。特徴は斑入りになった丸い葉で、園芸店でもよく売られています。ちょっと見るとシクラメンの葉に似ていますね。私は中学生のころから知っていて、何度かつくりました。今はマンションベランダで暑すぎると思って栽培していません。ところが、このスミレが舗装された道ばたにここ数年、生えています。おそらくこぼれ種からと思いますが、何年経ってもこの株だけ。お隣にもう一つ違う種類のスミレが生えていますが。こちらはタチツボスミレかな?
今夏の猛暑でどうなったか心配してましたが、無事でした。なんともけなげです。ところでこのゲンジスミレは日本産ではないです。日本のゲンジスミレも草姿はだいたい同じですが、こういうはっきりした斑入りではないです。このタイプは中国東北部から朝鮮半島に自生しており、日本に入っているのは満州、現在の中国東北部からと言われています。
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