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釧路の炉端焼き 〜発祥の地なんですか?

「コンキリエ」 〜厚岸の「道の駅」JR駅からも近い
氏家のかきめし 〜ここが本店だったのか!
エーウロコ 〜厚岸漁協の直売店
札幌 オータムフェスト 2023 〜札幌市民が羨ましい


今回の北海道旅行で釧路に寄りました。本当は厚岸から根室に行きたかったのですが、6月からどうしても宿が取れませんでした。おそらくですが、9月16、17日厚岸で開催された「全国豊かな海づくり大会」のせいと思われ、天皇来臨の警備や報道陣の前乗り宿泊で埋まっていたのでしょう。折角だから東突端まで行ってみたかったですが、北海道は足がかりができたので、これから何回も来ます。根室探訪は次回以降としました。


 さて釧路。定番のJR「ノロッコ号」で釧路湿原を観光しましたが、正直申して「あれ?この程度?」でした。もっと広大な湿原地帯かと想像していたのですが、まあまあ広いといった印象でした。ですが日本で屈指の湿原面積です。エゾシカの群れが釧路川河畔でのんびり草を食む風景などサファリパーク風で、良かったです。しかしシカ多いな。


 さて釧路駅に戻りました。港沿いの繁華街近辺のホテルまで駅から距離があります。ホテルに着き、部屋の窓から見える釧路川(翌朝です)。


下の提灯街みたいなところは飲み屋さんで、ホテルから出てみると飲み屋さんだらけでした。すごい数で、東京都内でもあまり見掛けない風景です。しかしどうみても今の釧路市の人口では支えられない気が。おそらく北洋漁業最盛期の頃、つまり50年くらい前は寄港する大型船の乗組員たちで栄えていたのでしょう。有線放送で「ボーリョクダンを街から排除しましょう」と何度も流していましたが、街の現状を暗に物語っています(別に危ない雰囲気ではないですが)。釧路は良い場所だと思うので、早く新型コロナ禍から回復して観光客がたくさん来てくれることを祈っています。


 さて釧路は初見の地なので、「HO」で予習しました。「HO」は北海道の観光を紹介する月刊誌で、毎号各地を特集しています。8月号はたまたま釧路特集だったのでちょうど良かったです。和食だけでなくイタリアンとか色々な店があって目移りしますが、市内からだと車でないといけない店も結構あります。今回はホテルからも近い釧路漁協が季節営業で開く炉端焼き店に行くことにしました。


 予約してないので17時開店に合わせて早めに出動。着いたら我々が一番でしたが、待つうちにあっという間に待客が増えました。


中ではガンガンに炭火を起こしていて、熱気が凄い。最近自宅でやるBBQでも炭が手に入りづらくケチケチ使ってますが、ここはもうコレデモカ!と言わんばかりの炭火でびっくりしました。しかしこんなに起こすと、CO中毒が心配。


しかし気分は大いに盛り上がります。食券制で1枚100円の食券をつづりで購入します。どれくらいの値段かわからなかったので、最初7000円分買いました。しかしそれほど安い価格設定でなく、3人で結局1万3千円くらい使ったかな。でも漁業職員やバイトと思われる店員さんたちはよく気を遣ってくれるし、魚介の鮮度はいいので決して損した気分にはなりません。

美味しくいただきました。ここでもカキやホッキ、ホタテなど貝類が良かったですね。

帰りに岸壁の釧路川沿いに歩きました。途中遊歩道に露天の立ち飲み屋街もあったのですが、残念ながら雨が降り出したので、寄らずにホテルに戻りました。