「新理系エリート」 〜高専から東大・京大への進学(3)
「新理系エリート」 〜高専から東大・京大への進学(1)
「新理系エリート」 〜高専から東大・京大への進学(2)
私がこの記事で興味を持ったのは、ヤフコメの方です。
yxd********
最近はやたら高専から大学へ編入する人が多いと聞く。
高専は高度な技術者を即戦力として世に出すのが目的とする学校と聞いていたが、それだと趣旨に合わなくなってきているのでは。
あと筑波大の何が不満なんだろう。
他県から茨城に来て住んでますが、歴史、環境、実績素晴らしい大学だと私は思いますが。
その通りですが、研究レベルだとこの2大学は差があると思います。
na
高専からは大企業に潜り込むのが比較的容易いが、部長クラスのまでの昇進はなかなか困難。
世の中高学歴化により係長や課長代理程度止まりも多い。何せ人事部には高専卒なんてほぼいないし。今や大学編入を前提のバイパス機能を擁する学校になってしまった。中学生時代偏差値が65位あるので元々進学校に行ける位の学力あるしなあ。
tog********11/26(日) 6:38
高専は昔から問題が多い。他の学校制度なら媒体に書かれて訂正されるが、高専というマイナーが学校制度のために問題が世間で議論されることはない。その昔に週刊朝日が高専制度廃止論を唱えたぐらい。
高校と比べて自殺率が2倍、高校課程がないがしろで進路変更が難しい、等問題があるが、寮の問題は大きい。
暴力儀式がどの高専寮にも存在し、「集会」などと称して気の弱い人間や変わった人間を暴力の対象にして公然の面前で正座させて暴力をふるう。金銭恐喝もあった。
学校は見て見ぬ振りで、「若いころは、そういうものです」と面倒をさける。
教員は、大学でポストから得られなかったアカデミックポストの救済や天下りという側面もあり、高校生の年齢の相手に大学ごっこで自身をごまかし、人間相手の泥臭い真摯な指導は苦手な人の集まり。
寮に入れば就職に有利と学校は言うが、就職に有利なのは成績だった。
どうも人間的には問題ある生徒もいるのでないかと感じさせますが、先生も問題ありそうな印象です。
高専から大学を経て就職した後のキャリアに関しては、以下のコメントをみると、不利なこともあるようです。これは意外ですが、かりに高専卒で大企業に入れても出世できないのでは、「牛後」ということでないでしょうか?「鶏口」の方がましというか、満足いく人生になるのでないの?
OTS11/26(日) 8:40
高専の無難なルートは、本科卒で企業の製造(生産技術とか)に就職ですね。下手に大学に編入すると、大企業の工場にも入れなくなり、子会社や中小になり、本科卒で大企業に入った友人たちの下請けになります。ただ大企業の中での出世は困難になります。
大学三年からの編入が多いですが、東大か京大の上位ラボにでも入れない限りは高専の卒研よりもレベルが下がります。それに不満を覚え、大学院進学でさらに所属大学を変える人が多いです。恐らく、高専本科卒で地元の国立大編入が最損なルートです。
本科卒で大学編入よりは、専攻科まで行って、各分野のトップラボに大学院から入るのがいいと思います。ただこれも学部付きの所だと良いラボは内部生で埋まっており、外部生は禄でもないラボにしか行けないので、学部付きでないところの良いラボを探さねばなりません。このルートだと大企業の研究開発職で、かつ出世の可能性も残ります
高専生は大学進学を目指すなら、やはり東大あるいは京大を目指すべきということになります。
uhgv36820
まあまあの規模の企業で働いています。高専出身の人に共通するように感じているのは、全体的に優秀だし、やる気もあるけど、記事の例の人のように卒業自体はそれなりの大学や大学院でも、普通の大学受験をしていないせいなのか、高専時代の教育のせいなのか国語力が低めなのと「高専出身である。普通の高校でなくて、普通の大学受験をしていない。」という本人たち自身がコンプレックス抱えている気がします。(個人的見解です。)そして、そのコンプレックスのせいなのかわかりませんが、我社では高専出身者の集まりもあるようです。東大、京大はじめ国立大は集まらないけど、なぜか高専は連帯感強め。高専を否定はしないけれど、普通の人は高専を知らないからそこから説明しないと自身の経歴を語れないというのは人格形成に意外と響いている気がします。(繰り返しますが、私自身は高専出身者は総じて優秀だと感じてます。)
国語力が低いは、そこそこの大学理系の学生でも結構ありますよ。本あまり読まないのかな。
またこんなのもありました。まさに上で述べた高専を出て大企業に入り、「牛後」の人生を生きる方です。
sak********
高専2005卒→電力会社就職しましたが、在学時も今もぬるーくやらせてもらってますよ。年収も800万くらいあるので特に不満は無いです。まあ、出世は無理でしょうが、特に願望もないので。
さて、高専特有の雰囲気についてですが、学校によっても違うのでしょうが、僕らの世代でも上下関係は既に緩くなってました。通学生でしたが、寮生でも記事ほどの上下関係はなかったようですね。
進路は進学と就職は半々程度、成績上位者は大学編入の傾向でした。旧帝大や技大、東工大もいたかな?就職組は地元の電力会社や大手メーカーから、中小企業まで様々でしたが、氷河期を脱していたとはいえ求人はかなり多く、選べる程度にはありました。
個人的には同じような話題に事欠かない友人も多く、悪くはなかったと思いますね。ただし、男女の出会いは外に求める他ありませんが。
男女の出会いなどどうでもよろしいが、そういう上昇志向はないよという生き方もあるのですね。どっちが良かったかは人生最後までわかりませんが、「とことんやりました」の方が、自分は好きかな。ですから水無月さんには、大いに共感します。
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