「旧制高校物語」―難関大受験事情はここ100年以上ほぼ変わらず 鉄緑会に陰りが見え始めた理由 〜ほんとに陰ってきたの? 「京都大とノーベル賞」 〜脈々と続く京大医化学教室の伝統 「京大合格高校盛衰史」は昨夏発刊された「東大合格高校盛衰史」の続篇といってもよく、著者も同じ小林哲夫氏です。しかし、本の... 続きをみる
歴史のブログ記事
歴史(ムラゴンブログ全体)-
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0から学ぶ「日本史」講義―古代篇 気楽に読める歴史随筆 「リーダーの育成などできません」 〜再び出口治明さん 「置かれた場所で咲きなさい」1 〜渡辺和子氏の生涯 少し前になってしまいましたが、4月23日日経の日曜版に出口治明さんが出ていました。その表題が「諦めることで道は拓ける」です。 出口さん... 続きをみる
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ロシアの前近代的で非道なウクライナ侵攻をみて、第二次世界大戦のヒトラーの狂気を思い出すのは私だけでしょうか。中国の軍事強大化が進み、アメリカの政治がどんどん変質して行く今、再び恐ろしい戦争時代に突入するのでないかと危惧します。 日本が真珠湾攻撃で第二次世界大戦に突入してから、破竹の勢いで中国から... 続きをみる
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半年くらい前に週刊新潮で保守派の論客高山正之氏が「大陸から日本への侵攻は元寇が初めてではない。その前の平安時代にも刀伊(とい)が大陸から来て九州に侵攻し、平安貴族制を大いに揺るがした。」と書いていました。私、日本史が好きでなかった、というか高校時代に日本史を教えられた社会科教師のせいで食わず嫌いに... 続きをみる
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国立大学法人法改正が成立(6) 〜小林鷹之氏の考え 国立大学法人法改正が成立(7) 〜戦前の国防教育を思い出す 東大法学部というと、文科一類(文一)、すなわち大学受験の文系で一番難易度が高い東大教養学部文科一類から主に進む学部です。近年キャリア官僚の不人気を背景にその人気に陰りが見え、東大文二の合... 続きをみる
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諦めることで道は拓ける 〜出口治明さん 「リーダーの育成などできません」 〜再び出口治明さん 著者の出口治明さんは週刊文春にずっと連載を持っていましたが、一昨年急に休載になりました。それほど熱心に連載を読んでいたわけでなかったのであまり気にしてなかったのですが、脳内出血で倒れていたのですね。最近復... 続きをみる
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東京医科歯科大学(1) 東京医科歯科大学(3) 東京医科歯科大学(4) 東京医科歯科大学(5) 〜戦後の新制大学設立 東京医科歯科大学の源流である東京高等歯科医学校がつくられたのは第二次大戦前の昭和時代で1928年です。それまで明治時代から私立の歯科専門学校は東京でも幾つかありました。現在の東京... 続きをみる
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ものすごく忙しい毎日です。テレビで見たい番組をほとんど見られず、「テレビ番人」とか称される93歳父親のようなテレビ三昧の生活は、当分先になりそうです。最近録画を使うようになりましたが、録りためてもなかなか観る暇がないです。しかし録画しておくと繰り返し観ることができるので、便利ですね(当たり前!)。... 続きをみる
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21世紀はどういう発展があるのかと思って期待しながら2001年を迎えた身ですが、2001年アメリカの9.11同時多発テロに始まって、ひどい世紀になりそうだというのが偽らざる感想です。急速に発達した移動や物資輸送でグローバル化が促進し、開放的な気分が盛り上がるのかと思ったら、かえって各地の違いに対す... 続きをみる
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「旧制高校物語」―難関大受験事情はここ100年以上ほぼ変わらず
「独立の気概」根井雅弘 〜東から京大に行く人、エール送ります あっという間に年の瀬、いやあと2日となりました。いつも忙しいですが、今年は特に多忙でした。楽しいことなら忙しくても苦になりませんが、嫌なことだとほんとに心底疲れます、というか心が折れてやる気がなくなります。 そういうわけで、更新が完全... 続きをみる
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佐々木 直亮(ささき なおすけ)先生(1921年-2007年)
佐々木直亮先生の存在を知ったのは、今から10年くらい前で偶然弘前大医学部のサイトで見つけました。衛生学という医学部の中でも地味な分野ですが、今は公衆衛生学と統合されることが多くなったようで、弘前大医学部でも社会医学講座といいます。弘前大が新制大学となり、「新八」に属す医学部が進学課程を設置していよ... 続きをみる
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「世界史の考え方」シリーズ歴史総合を学ぶ① 近年稀にみる悪書!
「地理と地形でよみとく世界史の疑問55」 〜図が良い 高校の学習指導要領が令和4年度から改訂になりました。国語や社会などの主要科目で重要な変更があり、また「情報」が必修科目として加わりました。そういった中で僕が興味あったのは「歴史総合」の登場です。ご存じでない方に簡単に説明しますと、従来18世紀以... 続きをみる
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―古代オリエントにも貿易中継国家があったのか 今高齢化が進行する日本ではお葬式も年々増えています。私は自分が死ぬ時散骨がいいなと思っておりますが、多くの方はお墓を希望されるでしょう。「お墓も増える一方になるけど、用地は十分にあるのかな?墓仕舞いという言葉も聞いたことがあるけど、それってどうするのか... 続きをみる